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TOEIC学習サポートは公式に何がある?IIBCが出している教材・eラーニング・無料ツールを全部並べた

この記事は、TOEIC Programを運営する一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。

金額・期間・対応環境はすべて公式ページの原文から取り、確認した日を明記しました。

確認した日は2026年9月16日です。

公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。

TOC

【結論】TOEICの学習サポートは公式サイトの中に入口が7つある

TOEICの学習サポートを探すとき、最初に開く場所は公式サイトの「学習サポート・教材」ページ1枚で足ります。

このページには、IIBCが自分で用意しているものだけが並んでいます。

2026年9月16日の時点で、そこに置かれていた入口を数えると7つでした。

  • 公式教材・問題集
  • 公式教材アプリ
  • 公式eラーニング
  • 公式スピーキングアプリ TOEIC Pal
  • TOEIC公式コンテンツ by IIBC(スマートフォンアプリ)
  • キャンペーン・イベント
  • 穴埋めエクササイズ

この7つが、公式が「学習サポート・教材」と呼んでいるものの全部です。

逆に言えば、ここに載っていないものは公式の学習サポートではありません。

公式はこのページで、教材の位置づけをひとことで書いています。

「TOEIC Programの各テストを開発しているETSが制作・監修する公式教材」という表現です。

そして「実際のテストと同じクオリティーで学習できるのは公式教材だけ」と続けています。

990点を持つ講師として見ると、この一文が公式の学習サポートを使う理由のほぼ全部です。

問題の作られ方が本番と同じであることは、市販の教材では原理的に保証できないからです。

ここは私の解釈ですが、点数を測る道具として使うなら公式、量をこなす道具として使うなら手持ちの教材、という分け方が現実的だと思います。

出典=学習サポート・教材(IIBC公式)、2026年9月16日確認。

TOEICの学習サポートの全体像|公式が立てている3本の見出し

TOEICの学習サポートは「教材・アプリ・eラーニング」で仕切られている

公式ページの見出しは「公式教材・問題集 / 公式教材アプリ / 公式eラーニング」の3つに仕切られています。

紙の教材、その教材をアプリで持ち歩く形、そして最初からオンラインで学ぶ形、という並びです。

公式はそれぞれに1行ずつ説明を付けています。

区分公式に書かれている説明
公式教材・問題集本番の問題に近い形式で練習が可能。TOEIC公式スピーカーによる音声を収録
公式教材アプリアプリをダウンロードすることで、外出先へ公式教材を持ち出しやすくなった
公式eラーニングテストを制作しているETSが開発。PC・スマホ・タブレット対応で、スキマ時間の学習も促進
TOEIC Pal唯一のTOEIC Speaking Test 公式アプリ。実践的なコミュニケーション能力の向上が図れる

表は当サイトで作成しました。

出典=学習サポート・教材(IIBC公式)、2026年9月16日確認。

ここで気づいてほしいのは、TOEIC Palだけが対象テストの名前まで書かれていることです。

公式の説明にある通り、TOEIC PalはSpeaking Testの公式アプリです。

つまりListening & Readingの対策として最初に触るものではない、ということが名前の書き方から読み取れます。

TOEICの学習サポートにはPDFのラインアップ表がある

公式ページには「TOEIC Program 公式教材ラインアップ」という項目があります。

そこに「ラインアップをPDFで見る」という案内が置かれています。

教材名を一覧で押さえたい人は、個別ページを回るよりこのPDFを1枚開くほうが早い、というのが私の使い方です。

なお、そのPDFに何冊ぶんの教材が載っているかは公式ページ本文には書かれていません。

冊数や定価をここで数字にすることはしません。

TOEICの学習サポートで無料で触れるもの|穴埋めエクササイズとテンプレート

TOEICの学習サポートの中で毎週届く「穴埋めエクササイズ」

公式が「学習サポート・教材」ページで案内している中で、いちばん手軽な入口が穴埋めエクササイズです。

公式の説明は「毎週1回、メールで配信される穴埋め問題にチャレンジ!」です。

そして「移動時間などスキマ時間を有効活用して、文法や語彙力をアップさせよう」と続きます。

公式が挙げている特徴は3つです。

  • 毎週欠かさず、継続学習をサポート
  • 間違えやすい問題を厳選して配信
  • 簡潔な解説で疑問もクリア

週1回という頻度は、独学がいちばん切れやすい「何もしない週」を埋める役に立ちます。

ここは講師としての見方ですが、勉強を続けられない人の多くは教材が足りないのではなく、思い出すきっかけが無いだけです。

メールで届くものは、机に向かう前に目に入るという点で性質が違います。

なお、配信の曜日や時刻、1回あたりの問題数について、公式はこのページでは公表していません。

TOEICの学習サポートに並ぶ6つのツール

公式ページには「役立つツールをチェックしてみましょう」という区画があり、6つのツール名が並んでいます。

  • ポッドキャスト
  • メールテンプレート
  • 電話テンプレート
  • 文書テンプレート
  • ビジネストークテンプレート
  • スマートフォンアプリ

テンプレートが4種類あるところが、この一覧の特徴です。

問題を解く道具ではなく、英語を書く・話す場面をそのまま持ってきた道具が中心になっています。

私の読み方では、ここはスコアを上げるための区画ではありません。

スコアを取ったあとに実務で困る人のための区画です。

とはいえ、TOEICの題材そのものがビジネスの場面なので、結果として読解の下地づくりにも生きてきます。

出典=学習サポート・教材(IIBC公式)、2026年9月16日確認。

TOEIC公式eラーニングは2種類ある|学習サポートでいちばん迷う分かれ道

公式eラーニングは1つではなく、2つの講座に分かれています。

「TOEIC 公式eラーニング 基礎編 Listening & Reading」と「TOEIC Listening & Reading 公式eラーニング」です。

名前が似ているので、公式の説明文で区別するのがいちばん確実です。

講座公式が書いている対象公式が書いているおすすめの人
基礎編 Listening & Reading初中級者や初めて受験する方じっくり基礎から学習したい方/500点突破を目指したい方/英語が苦手、何から始めていいかわからない方
Listening & Reading 公式eラーニング全レベルの方たくさん問題を解きたい方/さらなるスコアアップを目指したい方/自由に学習するPartを選びたい方

表は当サイトで作成しました。

出典=TOEIC公式eラーニング(IIBC公式)、2026年9月16日確認。

公式が基礎編のほうにだけ「500点突破」という具体的な数字を置いていることに注目してください。

もう一方の講座には、目標点の数字が書かれていません。

書かれているのは「全レベルの方におすすめ」という範囲の広い言い方だけです。

ここは私の解釈ですが、基礎編は到達点を決め打ちした道、もう一方は自分で道を選ぶ形、と読むのが自然です。

公式は選ぶ理由も5つ挙げています。

  • 本番同様の問題で学習ができる(掲載されている全ての問題が本番のテストと同じプロセスで制作されている)
  • 効率的な英語学習・受験準備ができる(テストを制作しているETSが開発している)
  • 実践的で使える英語力の習得ができる(日常生活やグローバルビジネスの場面を想定した出題内容)
  • スキマ時間が英語学習タイムになる(PC・タブレット・スマートフォンのマルチデバイス対応)
  • 目的に合わせた英語学習が可能になる(2種の講座と4つの受講期間)

この5つのうち、他社の教材では言えないのは1つ目だけです。

本番と同じプロセスで作られた問題かどうかは、外からは確かめようがないからです。

TOEIC公式eラーニング 基礎編の中身|学習サポートとしての作り

TOEICの学習が4段階で進むように組まれている

基礎編は、学習の順番があらかじめ決められています。

公式の言葉では「学習の進捗によって徐々に受講可能となる鍵付きの学習メニュー」です。

進んでいないところは、そもそも開けない作りになっているということです。

段階名称公式の説明
1TOEIC L&Rに役立つ7つの基礎スキル言語習得において最も基礎的な学習スキルを動画で紹介
2ゼロから英語を聞く・読む初中級者がつまずきやすい音変化や文法事項を練習問題付きの動画講義で学習
3リスニング・リーディングPartごとに[例題を解く]→[例題解説(動画講義)]→[問題演習]のステップで構成
4練習テストTOEIC L&Rのミニテスト(50問)を2回分用意

表は当サイトで作成しました。

出典=TOEIC公式eラーニング 基礎編 Listening & Reading(IIBC公式)、2026年9月16日確認。

練習テストが50問で2回ぶんという点は、必ず頭に入れておいてください。

本番のTOEIC Listening & Readingと同じ問題数ではありません。

公式も「ミニテスト」と書いています。

本番の長さに慣れる練習は、この講座だけでは足りないと考えたほうが安全です。

TOEICの基礎力を作る5種類のトレーニング

基礎編には、問題を解く以外のトレーニングが5種類あります。

  • ディクテーション(英語の自然な音の変化を聞き取る)
  • チャンクでリピート(意味をかたまりごとに理解する)
  • 音でスピード確認(英語の自然な読解スピードを確認)
  • 通してリスニング(全文のリスニングに再挑戦)
  • 通してリーディング(全文のリーディングに再挑戦)

5つのうち3つが「音」に関わるものだという配分は、基礎編の性格をよく表しています。

講師として見ると、500点の手前で止まる人の詰まりは語彙より音であることが多いです。

知っている単語なのに、音として流れると分からない、という状態です。

ここは私の解釈ですが、この配分はその詰まりをほどく順番に合っています。

TOEICの学習を続けさせるための付加機能

公式は、学習を続けるための機能も別に並べています。

  • 語彙バンク(問題演習や練習テストに登場した語彙をリストアップ。チェックボックス機能あり)
  • 弱点バンク(間違えた問題が自動で登録される)
  • リスニングモード(音声だけを集中的に聞ける手ぶら学習)
  • アチーブメントメダル(ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナ・マスターの5種)
  • 「イマここ」グラフ(目標の修了率と現在の修了率、今のペースのままの進路を表示)
  • 学習結果カルテ・修了証書(受講期間が終了したら発行)

弱点バンクが「自動で登録される」ことは、独学の人にとって地味に大きい機能です。

間違えた問題を自分で書き写す作業は、ほとんどの人が三日で止めるからです。

公式は、基礎編の学習時間の目安も書いています。

「約40~50時間ですべてのカリキュラムを修了できる設計」という表現です。

1日30分なら80日から100日、1日1時間なら40日から50日という計算になります。

この割り算は当サイトで行ったものです。公式が書いている数字ではありません。

TOEIC Listening & Reading 公式eラーニングの中身|量で押す学習サポート

TOEICの公式問題が約1,500問入っている

もう一方の講座で、公式がいちばん前に出しているのは問題数です。

「公式問題約1,500問を搭載」「約150時間の学びを提供」「1ユニット3~5問の設計」と並べています。

学習時間の表記は、詳細ページでは「全て学習すると学習時間は約150時間以上」となっています。

基礎編の約40~50時間と比べると、3倍前後の量です。

同じ料金で、学習量がまったく違うということになります。

公式は学習の流れも5段階で示しています。

順番段階公式の説明
1プレテスト正答率が表示され、苦手なパートをひと目で確認できる
2プラクティス(問題演習)1ユニットは3~5問程度。解くとすぐに正誤判定・解説が表示される
3トレーニング良質な英文でディクテーションやシャドーイングなどを繰り返す
4レビュー(復習)プラクティスで解いた問題にもう一度挑戦する
5Part別修了テストパート別の修了テストで学習成果を確認。プレテストと比較して正答率の推移を確認できる

表は当サイトで作成しました。

出典=TOEIC Listening & Reading 公式eラーニング(IIBC公式)、2026年9月16日確認。

TOEICの弱点をつぶす8種類のトレーニング

こちらの講座のトレーニングは8種類です。

  • ディクテーション
  • 5W1H聞き取り
  • 文脈類推
  • 並べ替え英作文
  • ミッシングセンテンス
  • 速読
  • シャドーイング
  • 応答リピート

基礎編の5種と重なっているのはディクテーションだけで、あとは別物です。

並べ替え英作文とミッシングセンテンスは、読む作業ではなく組み立てる作業です。

ここは私の見方ですが、Part 6の文挿入問題で点が落ちる人には、この2つがそのまま練習になります。

付加機能は3つで、弱点バンク、My語彙・例文集、リスニングモードです。

基礎編にあったメダルや「イマここ」グラフは、こちらの講座のページには書かれていません。

続ける仕掛けの厚みは、基礎編のほうが上だと読めます。

TOEICのスコアの伸びについて公式が出している数字

この講座のページには、スコアの伸びの数字が1つだけ載っています。

「受講者の約70%が平均79.2点UPの実績!」という表記です。

ただし、この数字には公式自身が長い注記を付けています。

本データは2019年4月~2021年6月の期間でTOEIC L&R 公式eラーニングを受講した5,569名のうち、eラーニング受講前後1年以内の TOEIC L&R IPテストで5点以上のスコアアップを達成した約7割の方のデータとなります。スコアの伸びには個人差があります。

読み方を間違えないでください。全受講者の平均が79.2点上がったという意味ではありません。

5点以上上がった約7割の人の中での平均値です。

測ったテストも公開テストではなくIPテストだと書かれています。

集計の期間も2019年4月から2021年6月で、今の話ではありません。

基礎編のページのほうにも「2021年度利用者アンケートより」「スコアの伸びには個人差があります」という注記が置かれています。

講師として言うなら、この種の数字は「上がった人がいる」以上のことを保証しません。

公式が注記を付けているのは、そこを誤解させないためです。

出典=TOEIC Listening & Reading 公式eラーニング(IIBC公式)、2026年9月16日確認。

TOEICの学習サポートにかかる受講料|4つの期間と税込の金額

TOEICの公式eラーニングは2講座とも同じ料金表

公式eラーニングの料金は、公式サイトに「料金は各コース共通・税込価格です」と明記されています。

つまり基礎編を選んでも、もう一方を選んでも、同じ期間なら同じ金額です。

公式が並べている4つの期間と金額を、そのまま表にしました。

受講期間料金(税込)公式が併記している1日あたりの金額
1ヶ月(30日)10,780円約359円
3ヶ月(90日)27,500円約306円
6ヶ月(180日)38,500円約214円
12ヶ月(365日)49,500円約136円

表は当サイトで作成しました。

出典=TOEIC公式eラーニング(IIBC公式)、2026年9月16日確認。

1日あたりの金額は、期間が長いほど下がる作りになっています。

公式はそれぞれのコースに短いコピーも付けています。

  • 1ヶ月コース=短期集中派のあなたに/短期間で集中的に取り組みたい方へ
  • 3ヶ月コース=定番・人気No.1/継続しやすい期間でスコアアップへ
  • 6ヶ月コース=しっかり準備したい人に最適/余裕を持って実力を高める学習期間
  • 12ヶ月コース=本気でTOEIC対策をするなら/確実な成果を求めるあなたに最適

この「人気No.1」という表記は公式ページに書かれているもので、当サイトの評価ではありません。

なお、何件の申込のうち何件が3ヶ月コースだったのか、という内訳は公式は公表していません。

TOEICの学習サポートを申し込む前に読む支払いの条件

申し込みの注意書きに、後戻りできない条件が3つ書かれています。

  • お支払いはクレジットカード(VISA/MasterCard/JCB)のみ
  • 一度支払われた受講料は返還できません
  • 受講期間は、決済完了日から開始されます

受講期間が決済した日から動き出す、という点はいちばん見落とされるところです。

試験日の3か月前に申し込もうと思って早めに決済すると、そのぶん前倒しで期限が来ます。

公式は「受講期間が終了すると、ログインおよびサービスのご利用はできません」とも書いています。

期間が切れたあとに復習だけ見る、ということはできないということです。

また、クーポンコードを持っている場合は入力欄に入れるよう、公式が繰り返し案内しています。

ただし、そのクーポンがどこで配られるものなのかは、このページには書かれていません。

TOEICの基礎編だけは受講期間の表記が2か所で違う

基礎編のページを読むときに、1つだけ気をつけてほしい点があります。

講座の紹介文には「受講期間は3カ月と6カ月から選択でき」と書かれています。

一方、同じページの申し込みの注意書きには「1カ月(30日)、3カ月(90日)、6カ月(180日)、12カ月(365日)」と4つ並んでいます。

同じページの中で、選べる期間の書き方が2通りある状態です。

どちらが今の販売条件なのかを、公式はこのページの本文では説明していません。

私はここを推測で埋めません。

申込画面で実際に選べる選択肢を見て確かめるのが、いちばん確実です。

TOEICの学習サポートは無料体験でどこまで試せるか

公式eラーニングは、どちらの講座にも無料体験版があります。

ただし、体験できる範囲は講座ごとに違い、しかも対象外が決まっています。

講座無料体験できるもの無料体験の対象外
基礎編 Listening & Reading「TOEIC L&Rに役立つ7つの基礎スキル」「ゼロから英語を聞く・読む」「リスニング・リーディング」の一部Lesson、「リスニングモード」と「語彙バンク」の一部機能練習テスト/アンケート/弱点バンク
Listening & Reading 公式eラーニングPart 1からPart 7の一部のUnit、「リスニングモード」の一部機能プレテスト/アンケート/弱点バンク/My語彙・例文集

表は当サイトで作成しました。

出典=TOEIC公式eラーニング 基礎編(IIBC公式)およびTOEIC Listening & Reading 公式eラーニング(IIBC公式)、2026年9月16日確認。

両方に共通して、点数を測る機能が体験の対象外になっています。

基礎編では練習テスト、もう一方ではプレテストが外されています。

つまり無料体験で分かるのは「解いていて苦にならないか」までです。

「自分の弱点がどこか」は、体験の段階では出てきません。

そしてもう1つ、公式は両方のページで同じ注意を書いています。

「無料体験した学習履歴は、購入後の学習データに引き継がれません」という一文です。

体験で解いたぶんは、購入後にもう一度出てくると考えておけば間違いありません。

体験版を何日使えるのか、期限があるのかについては、公式はこのページでは公表していません。

TOEICの学習サポートを使う前に見る推奨環境|公式が書いているOSとブラウザ

公式eラーニングは、2つの講座で推奨環境が違います。

同じ会社の同じシリーズなので同じだろう、と思って読み飛ばすと足をすくわれます。

公式の表記のまま並べます。

講座PCのOSスマートデバイスのOS
基礎編 Listening & ReadingWindows 10、Windows 11(日本語版のみ対象)/macOS 11(Big Sur)Android 11/iPhone iOS 14.6・iPadOS 14.6以上
Listening & Reading 公式eラーニングWindows 10、Windows 11(日本語版のみ対象)/macOS 10.13Android 9/iPhone iOS 13・iPadOS 13

表は当サイトで作成しました。

基礎編のほうが、要求されるバージョンが新しいことが分かります。

古い端末しか持っていない人は、ここで選択肢が変わる可能性があります。

ブラウザについては、両方ともMicrosoft Edge、Firefox、Chrome、Safariの最新版が推奨と書かれています。

公式はさらに、いくつかの制限を明記しています。

  • リスニングモードの自動再生機能は、iPhone iOSおよびiPadOSでは利用できない
  • 基礎編の録音機能は、iPhone iOS 14.6/iPadOS 14.6より前のバージョンでは利用できない
  • 「らくらくホン」「シンプルスマホ」「かんたんスマホ」「キッズスタイル」等の簡易操作の端末には対応していない
  • JavaScriptを有効に、クッキーを利用可能な状態にしておく必要がある

録音機能については、公式が「録音機能が使えないことによるトレーニングの効果への支障はありません」と書き添えています。

この一文があるので、古いiPhoneでも基礎編の中心部分は使えると読めます。

ただし、それは公式が「支障はない」と言っているという事実であって、当サイトが試した結果ではありません。

出典=TOEIC公式eラーニング 基礎編(IIBC公式)、2026年9月16日確認。

TOEICの学習サポートとして公式が載せている「みんなの学習法」

TOEIC受験者本人の声が6つの分野に分けて並んでいる

公式サイトには、受験者本人が書いた学習法を集めたページもあります。

これは教材ではありませんが、費用がかからない学習サポートとしては見逃せない材料です。

分野は6つに分けられています。

  • 発音・アクセント
  • 多聴
  • シャドーイング
  • 長文読解
  • 文法
  • 速読

投稿には、職業と年代と性別、そして本人のスコアが添えられています。

スコアが書かれているところが、このページの価値です。

同じ勉強法でも、655点の人が書いたものと825点の人が書いたものでは意味が違うからです。

私が数えたところ、掲載されていた声のスコアは655点から825点の範囲に収まっていました。

この数え方は当サイトが行ったものです。公式が集計として出している数字ではありません。

TOEICの学習法で何度も出てくるのは「音に出す」こと

6分野の投稿を通して読むと、同じ行動が繰り返し出てきます。

声に出す、という行動です。

発音・アクセントの分野では、例文を暗唱するまで唱えたという20代の方の投稿があります。

シャドーイングの分野では、通勤の帰り道に一駅ぶんを歩きながら小声で続けたという40代の方の投稿があります。

文法の分野でも、黙読ではなく音読にしたら暗記しやすくなったという投稿が載っています。

別々の分野に投稿した別々の人が、同じ結論に行き着いているのが読みどころです。

講師として見ると、これは公式eラーニングのトレーニング構成とも重なります。

基礎編の「チャンクでリピート」も、もう一方の「シャドーイング」も、口を動かす作業だからです。

ここは私の解釈ですが、公式が用意した有料の学習サポートと、受験者が自力でたどり着いた方法は、同じところを向いています。

出典=みんなの学習法(IIBC公式)、2026年9月16日確認。

【講師の読み方】TOEICの学習サポートをどの順番で使うか

TOEICの学習サポートは、お金のかからないものから順に触る

ここから先は公式の記述ではなく、990点を持つ講師としての私の見方です。

公式が並べている7つの入口には、費用の段差があります。

そこで、費用の低いほうから順に触る形に組み替えてみます。

順番触るものここで分かること
1穴埋めエクササイズ(メール配信)週に1回、英語に触れる習慣が作れるか
2みんなの学習法自分と近い状況の人が何をしているか
3公式eラーニングの無料体験画面と問題の作りが自分に合うか
4公式eラーニング(基礎編またはL&R)自分の弱点がどのPartにあるか
5公式教材・問題集本番と同じ長さで解いたときの時間の足りなさ

この順番は当サイトが組んだものです。公式がこの順番を勧めているわけではありません。

大事なのは、4番の前に3番を必ず挟むことです。

公式eラーニングは決済した日から期間が動き出すので、合わなかったときの損が大きいからです。

TOEICのどの講座を選ぶかは、目標点ではなく解ける量で決める

基礎編ともう一方、どちらを選ぶかで迷う人は多いはずです。

公式は基礎編を「初中級者や初めて受験する方」、もう一方を「全レベルの方」と書いています。

私が判断材料に使うのは、目標点ではなく学習時間の設計です。

基礎編は約40~50時間で全部終わる設計、もう一方は全部やると約150時間以上と公式が書いています。

3ヶ月コースで考えると、基礎編なら1日30分でも修了が見えます。

150時間のほうは、90日で割ると1日1時間40分です。

この割り算は当サイトが行ったものですが、ここで現実味が判定できます。

毎日1時間40分を3か月続けられないなら、量の多い講座を選んでも最後まで届きません。

もちろん、全部やり切らなくても解いたぶんは残ります。

ただ、修了の達成感が続ける力になる人は、終われる量から入ったほうが生きてきます。

TOEICの学習サポートで、いちばんもったいない使い方

私が見てきた中でいちばんもったいないのは、12ヶ月コースを買って最初の2週間で止まる形です。

1日あたりの金額が安く見えるのは、365日毎日使った場合の計算だからです。

公式が併記している「1日当たり約136円」も、そういう前提の数字です。

2週間で止めれば、1日あたりの実額は跳ね上がります。

期間は、続けられる長さではなく、試験日から逆算して決めるほうが失敗しにくいと私は考えています。

受けると決めた試験日があるなら、その日までが受講期間で足ります。

試験日がまだ決まっていないなら、先に申し込む日を決めるほうが順番として正しいはずです。

申し込みの手順はTOEICの申し込みの流れをまとめた記事で詳しく書いています。

TOEICの学習サポートについて公式が公表していないこと

この記事を書くにあたって公式ページを読み込みましたが、書かれていないことも多くありました。

ここを埋めずに、そのまま並べます。

  • 穴埋めエクササイズの配信曜日・配信時刻・1回あたりの問題数
  • 公式eラーニングの無料体験に期限があるかどうか、あるとすれば何日か
  • 基礎編で実際に選べる受講期間(紹介文は3カ月と6カ月、注意書きは4つの期間)
  • クーポンコードがどこで配布されるか
  • 公式教材ラインアップPDFに掲載されている教材の冊数と価格
  • 基礎編のスコアの伸びに関する具体的な数値
  • 受講者数の合計や、コース別の申込件数の内訳
  • 法人・学校向けの申込方法と、個人申込との違い

分からないことを埋めないのは、この記事の方針です。

他のサイトで見かけた数字を持ってきて足すことはしません。

公式が公表していない数字は、確かめようがないからです。

気になる項目があれば、公式のお問い合わせ窓口に直接聞くのがいちばん早い方法です。

公式eラーニングのページには、専用の問い合わせ案内が置かれています。

この記事で使ったTOEICの一次ソース

この記事で使った公式ページを全部並べます。すべて2026年9月16日に確認しました。

料金や受講期間、推奨環境は変わることがあります。申し込む前に必ず公式ページで最新の表記を確認してください。

この記事に載せた表は、すべて当サイトで作成しました。

公式の図表をそのまま持ってきたものは1つもありません。

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