この記事は、TOEIC Programを運営する一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。
金額・日付・条件はすべて公式ページの原文から取り、確認した日を明記しました。
確認した日は2026年9月16日です。
公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。
書いているのは、TOEIC990点のTOEIC専門講師はやぶさです。
【結論】TOEICの受験料は7,810円と7,700円(税込)の2つ
TOEIC Listening & Reading Testの個人受験の受験料は、公式ページに2つの金額が並んでいます。
紙の公式認定証の発行を希望する場合が7,810円(税込)です。
紙の公式認定証の発行を希望しない場合が7,700円(税込)です。
公式の受験要領のページでは、この2つが「紙およびデジタル公式認定証の発行を希望する場合」と「デジタル公式認定証のみの発行を希望する場合」という言い方で書き分けられています。
| 申込のしかた | 受験料 |
|---|---|
| 紙およびデジタル公式認定証の発行を希望する | 7,810円(税込) |
| デジタル公式認定証のみの発行を希望する | 7,700円(税込) |
出典=受験料・支払方法(IIBC公式)および受験要領(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
表は当サイトで作成しました。
990点の私の見方では、この記事でいちばん先に押さえてほしいのは「7,810円か7,700円か」よりも、金額を選ぶ場面が申込のときにしかないという点です。
理由は次の見出しで説明します。
TOEICの受験料が2つに分かれる理由|紙の公式認定証を頼むかどうか
2つの金額の差は110円(税込)で、その110円が紙の公式認定証の発行代にあたります。
公式は「受験者全員にデジタル公式認定証を発行いたします」と書いています。
つまり安いほうを選んでも、スコアそのものは受け取れます。
受験要領のページには、紙を選んだ場合の扱いについてもう少し細かい記述があります。
- デジタル公式認定証は試験日から30日以内に発行される
- 紙の公式認定証は、申込時に「希望する」を選んだ場合のみ、試験日から30日以内に受験者本人宛に親展封筒で発送される
- 申込完了後は、紙の公式認定証について「希望する」「希望しない」の変更はできない
- 「希望しない」で申し込み、あとから紙が欲しくなった場合は、有料での再発行の手続きが必要になる
出典=受験要領(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
講師として見ると、この4行目がいちばん怖いところです。
110円を惜しんで「希望しない」にした人が、あとから紙の提出を求められると、有料の再発行という別の手続きに回ることになるからです。
提出先が紙を求めるかどうかが分からない段階なら、110円は保険の値段だと考えると判断しやすくなります。
ここは私の解釈です。
もう1つ、金額を選ぶ前に知っておきたい期限があります。
公式は、発行を希望したのに紙の公式認定証が届かない場合の連絡期限も書いています。
「発行を『希望する』を選択されたにもかかわらず、試験日から35日を経過してもお手元に紙の公式認定証が届かない場合は、試験日から65日以内にご本人がIIBC試験運営センターへご連絡ください」という記述です。
そして「試験日から65日を過ぎての未着のお申し出は再発行手数料が発生します」と続きます。
つまり110円を払って紙を頼んだ人にも、放置すると追加のお金がかかる期限があるということです。
デジタル公式認定証のほうにも期限の記述があり、試験日から30日を経過しても確認できない場合は本人が連絡するよう案内されています。
TOEICの受験料を下げるリピート受験割引|6,710円と7,150円(税込)
公式ページには、受験料を安くできる制度が1つだけ載っています。
名前は「リピート受験割引制度」です。
公式の説明は「受験した半年後から翌年同月までに実施する公開テストのうち1回が割引価格で受験できます」というものです。
そして割引価格は、利用する試験日によって2段階に分かれています。
| 利用する試験日 | リピート割引受験料 |
|---|---|
| 2026年12月の試験日までに利用する場合 | 6,710円(税込) |
| 2027年1月以降の試験に利用する場合 | 7,150円(税込) |
出典=受験料・支払方法(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
表は当サイトで作成しました。
この表の金額にも、紙の公式認定証の話がそのまま乗ってきます。
公式は「紙の公式認定証発行を希望されない場合は、上記受験料から税込110円引きになります」と書いています。
公式が書いているのはここまでで、割引後の具体的な引き算の結果は表に載っていません。
また、公式は「2027年以降の試験日にご利用される場合のリピート割引受験料は7,150円となります」と、金額が変わることを先に告知しています。
990点の私の見方では、定期的にスコアを測っている人ほどこの2段階を意識する価値があります。
同じ制度を使っても、試験日が2026年12月までか2027年1月以降かで金額が変わるからです。
TOEICのリピート受験割引には4つの注意事項がある
公式は割引の金額だけでなく、使い方の注意事項も4つ並べています。
原文の内容をそのまま並べると次のとおりです。
- 対象月の公開テストの中から1回、割引価格で受験できる
- 割引対象月の公開テストのうち、最初に申し込みされた回で自動的に割引価格が適用される
- リピート受験割引の適用には、申込時と同じアカウントを利用する必要がある
- 団体バウチャー・振替受験バウチャーを利用して申し込んだ人には、リピート受験割引は適用されない
出典=受験料・支払方法(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
講師として見ると、2つ目と3つ目が事故になりやすい項目です。
2つ目は「自動的に適用される」と書かれているので、割引を使うタイミングを自分で選べるわけではないと読めます。
対象月に2回申し込むつもりの人は、先に申し込んだほうへ割引が乗るということです。
3つ目は、申込サイトのアカウントを作り直した人に効いてきます。
別のアカウントで申し込むと、前回受験した記録が新しいアカウントには無いことになります。
ここは私の解釈ですが、メールアドレスを変えたときほど確認しておきたい点です。
講師として見ると、この4行はどれも「申込画面でうっかり押してしまう」性質のものです。
割引の適用が自動である以上、受ける回の順番そのものが金額を決めてしまいます。
対象月に複数回受けるつもりなら、どの回を先に申し込むかを決めてから画面を開くほうが安全です。
4つ目のバウチャーの話も同じで、会社から配られたバウチャーで受けた回は割引の枠として使えません。
ここは私の解釈ですが、自腹で受ける回と会社負担で受ける回を混ぜている人ほど確認する価値があります。
TOEICの受験料の支払方法|クレジットカード・コンビニ・楽天ID決済
支払方法は、公式の2つのページで書き方が少し違います。
受験料・支払方法のページは「クレジットカード」「コンビニエンスストア」「上記以外の支払方法」という3つの区分で書いています。
受験要領のページは、もう少し具体的です。
そこには「お支払い方法はクレジットカードもしくはコンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、セイコーマート)、楽天ID決済からお選びいただけます」とあります。
| 公式ページ | 支払方法の書かれ方 |
|---|---|
| 受験料・支払方法 | クレジットカード/コンビニエンスストア/上記以外の支払方法 |
| 受験要領 | クレジットカード/コンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、セイコーマート)/楽天ID決済 |
出典=受験料・支払方法(IIBC公式)および受験要領(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
表は当サイトで作成しました。
コンビニの店名が挙がっているのは受験要領のほうだけなので、店名まで確かめたい人は受験要領を見るほうが早い、というのが実際に読み比べた感想です。
なお、コンビニで払うときの支払期限や手数料がいくらかは、今回読んだ2ページのどちらにも書かれていませんでした。
ここは公式が金額を公表していない部分なので、この記事でも数字は書きません。
TOEICの受験料は一度払うと戻らない|公式が繰り返している一文
公式は「一度納入された受験料は返金できません」と書いています。
この一文は、受験料・支払方法のページと受験要領のページの両方に出てきます。
そして受験要領には、返金だけでなく変更についても同じ強さの記述があります。
「申込後の『試験日時の変更』『受験者の変更』『受験料の返金』はできません」という一文です。
ただし、申込期間内に限って「受験地の変更」だけは可能だとも書かれています。
申込期間が終わったあとは、その受験地の変更もできません。
- 試験日時の変更=できない
- 受験者の変更=できない
- 受験料の返金=できない
- 受験地の変更=申込期間内だけできる
出典=受験要領(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
表は当サイトで作成しました。
990点の私の見方では、受験料を払う前に予定表を確認しておくことが、いちばん確実な節約です。
払ってしまえば、受けられなくても金額はそのまま消えるからです。
支払いのタイミングについても、公式の書き方から読み取れることがあります。
公式は「申込手続きを最後まで進め、受験料をお支払いいただきますと申し込み完了となります」という形で、支払いを申込完了の条件として扱っています。
つまり受験料を払い終えるまでは、席が確保された状態ではありません。
コンビニ払いを選んで支払いを後回しにすると、申込期間の締切に間に合わなくなる可能性があるということです。
990点の私の見方では、締切の前日にコンビニ払いを選ぶのは避けたほうがいい形です。
TOEICの受験料が戻らないまま受験できなくなる場面
公式の受験要領には、「その際受験料は返金できません」という但し書きが付いた場面がいくつも出てきます。
お金の話として読むと、ここが実質的にいちばん重い部分です。
公式の記述から拾えるものを並べます。
| 場面 | 公式の扱い |
|---|---|
| 認められる本人確認書類と、受験票に貼る証明写真の両方を持参できない | 受験を断られ、受験料は返金できない |
| 午前実施で9:55までに受付に来られない | 受験を断られ、受験料は返金できない |
| 午後実施で14:35までに受付に来られない | 受験を断られ、受験料は返金できない |
| 受験票が届かなかったことを理由に日程変更や返金を求める | 試験日時の変更・受験料の返金は承ることができない |
| 申込内容に疑義があり、追加情報の提出に応じない・確認できない | 受験を断る/採点しない/スコアを無効にする場合があり、返金はできない |
出典=受験要領(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
表は当サイトで作成しました。
講師として見ると、この表の1行目が受験料を失う原因としていちばん多い形です。
本人確認書類は持っていても、証明写真を忘れる人がいるからです。
公式が「両方をお持ちいただけない方は、受験をお断りいたします」と、わざわざ両方と書いているのはそのためだと読めます。
ここは私の解釈です。
TOEICの受験料が返ってくる例外|公開テストが中止になったとき
返金できないという原則には、公式が明記している例外が1つあります。
公開テストそのものが中止になった場合です。
公式は、地震・津波・その他の自然災害、ストライキ、感染症の流行などによる試験会場確保の困難、停電、交通・通信・物流の混乱といった事情を挙げています。
そのうえで、申込方法によって案内が違うと書いています。
- 個人申込で受験料を支払った人には、原則として受験料を返金する
- 返金を希望しない場合は、改めて受験機会を提供する
- 団体一括受験申込や振替受験バウチャーコードで申し込んだ人には、原則として改めて受験機会を提供する
- 受験機会の提供は、有効期間1年間のバウチャーコードを使って受験者が申込手続をする形になる
- 有効期間内に申し込まなかった場合、有効期間の延長や受験料の返金はしない
出典=受験要領(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
中止に伴う交通費や宿泊費については、公式は受験料の返金を除いて責任を負わないとはっきり書いています。
遠方から受けに行く人にとっては、ここが覚えておく価値のある一文です。
返金される場合の手続きの細かい流れについては、公式は詳しく書いていません。
返金の方法や振込までの日数といった記述は、今回読んだページには見当たりませんでした。
書かれているのは「原則として受験料を返金いたします」という方針までです。
中止の連絡そのものは、公式サイト等で知らせると案内されています。
TOEICの受験料の領収書は自分で発行する|3ステップと2年の期限
領収書は、郵送を待つものではなく、申込サイトから自分で出す形になっています。
公式は「受験料の領収書をご希望の方は、TOEIC申込サイトから発行のお手続きが可能です」と書いています。
手続きができるのは支払い完了後です。
公式が案内している手順は3つです。
- TOEIC申込サイトにログインして「TOEIC L&R公開テスト」の[申込履歴]をクリックする
- 領収書を発行したいテストの[確認]をクリックする
- 「領収書」欄の[領収書を発行する]をクリックして手続きを始める
出典=受験料・支払方法(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
そして期限があります。
公式は「領収書発行期間は試験日より2年以内です。2年経過後は領収書の発行ができません」と書いています。
起点が支払日ではなく試験日だという点は、読み飛ばしやすいところです。
990点の私の見方では、会社の経費で受ける人は支払いが済んだ日のうちに出してしまうのがいちばん安全です。
2年という期間は長く見えますが、2回・3回と受けていると、どの回の領収書を出したか分からなくなるからです。
なお公式は、PDFファイルの閲覧環境と印刷環境はあらかじめ自分で用意するよう案内しています。
TOEICの受験料の領収書は印紙課税の対象にならないと公式が明記している
領収書について、公式はもう1つ踏み込んだ説明を置いています。
「TOEIC申込サイトから発行される領収書は、電子的に保持されている領収データを画面表示したものです」という説明です。
そのうえで「領収内容を証明するという点では従来の領収書と同じですが、電子文書となりますため印紙課税の対象にはなりません」と続きます。
さらに「経費精算等にお使いいただけるかどうかは、あらかじめご自身でご確認ください」とも書かれています。
つまり公式は、経費として通るかどうかまでは保証していません。
そこは勤務先の経理規程の話になります。
出典=受験料・支払方法(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
講師として見ると、この一文は申し込む前に読んでおく価値があります。
会社が紙の領収書しか受け付けない運用なら、受験料を払う前に確認しておいたほうが手戻りがないからです。
団体一括受験申込のTOEIC受験料は個人と扱いが違う
会社や学校を通して申し込む場合、公式は個人申込と別の書き方をしています。
受験要領には、団体一括受験申込の受験料として2つの選択肢が示されています。
| 区分 | 公式の記述 |
|---|---|
| 団体一括受験申込の受験料 | 通常価格7,810円(税込)、または団体が設定する価格 |
| 支払いの問い合わせ先 | 団体の担当者 |
| 領収書 | IIBC試験運営センターでは発行できない。支払った団体に確認する |
| 公式認定証 | 必ず紙の公式認定証が発行される |
| リピート受験割引 | 団体バウチャー利用者には適用されない |
出典=受験要領(IIBC公式)および受験料・支払方法(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
表は当サイトで作成しました。
990点の私の見方では、団体経由で受けた回は「自分の家計から出ていないお金」なので、領収書の話も割引の話も自分の手を離れていると考えたほうが早いです。
問い合わせ先が団体の担当者になる、と公式が明記しているのもその表れです。
TOEICの受験料について公式が公表していないこと
読者が知りたいのに、今回読んだ公式ページに書かれていなかったことを正直に並べます。
ここを埋めるために他所の数字を持ってくることはしません。
- 紙の公式認定証の再発行手数料がいくらか=金額は書かれていませんでした
- 試験日から65日を過ぎて未着を申し出た場合に発生する再発行手数料の金額=書かれていませんでした
- コンビニ払いの支払期限と手数料=書かれていませんでした
- 「上記以外の支払方法」の中身=受験料・支払方法のページには具体名がありませんでした
- 学生割引にあたる制度=リピート受験割引以外の割引は載っていませんでした
- 過去の受験料がいくらだったかという推移=載っていませんでした
公式が書いていないことは、書いていないとそのまま書くのがこのブログの型です。
金額が絡む話ほど、推測を混ぜると読者の損につながるからです。
ここに挙げた項目は、IIBC試験運営センターに直接確認するのが確実です。
電話番号は受験要領に03-6835-1880と記載されています。
TOEICの受験料でよくある質問に公式の記述だけで答える
ここまでの内容を、質問の形で並べ直します。
答えはすべて、上に出典を示した2ページの記述です。
| 質問 | 公式の記述にもとづく答え |
|---|---|
| いちばん安く受ける方法は | リピート受験割引の対象月に申し込み、紙の公式認定証を希望しない形 |
| 申し込んだあとに安いほうへ変えられるか | 申込完了後は紙の希望の変更ができないため、変えられない |
| 受けられなくなったら返ってくるか | 一度納入された受験料は返金できない |
| 公開テストが中止になったら | 個人申込で支払った人には原則として返金される |
| 領収書はいつまで出せるか | 試験日より2年以内 |
| コンビニで払えるか | 払える。受験要領に5社の店名が挙がっている |
| デジタルだけで本当にスコアが分かるか | 受験者全員にデジタル公式認定証が発行される |
表は当サイトで作成しました。
申し込みの手順そのものを知りたい人は、同じブログのTOEICの申し込みについてまとめた記事も合わせて読んでください。
スコアが何年使えるかを気にしている人には、TOEICの有効期限についての記事のほうが役に立ちます。
この記事で使ったTOEICの一次ソース
この記事の事実部分は、次の2ページだけを根拠にしています。
いずれも2026年9月16日に確認しました。
受験料は改定されることがあるため、申し込む直前に公式ページで金額を見直してください。
この記事の金額も、2026年9月16日時点の表記です。

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