この記事は、TOEIC Programを運営する一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。
問題数・時間・パートの名前はすべて公式ページの原文から取り、確認した日を明記しました。
確認した日は2026年9月16日です。
公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。
【結論】TOEICのリスニングは約45分間・100問・4つのパート
TOEICのリスニングセクションの骨組みは、公式ページに3つの数字で書かれています。
公式の「テストの形式と構成」ページには「リスニング(約45分間・100問)」と明記されています。
そして、その100問がPart1からPart4までの4つに分かれています。
TOEICのリスニングの4パートと設問数
| パート | 公式の名称 | 設問数 |
|---|---|---|
| Part1 | 写真描写問題 | 6問 |
| Part2 | 応答問題 | 25問 |
| Part3 | 会話問題 | 39問 |
| Part4 | 説明文問題 | 30問 |
出典=テストの形式と構成(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
表は当サイトで作成しました。
6問・25問・39問・30問を足すと、ちょうど100問になります。
公式がリスニングのセクション説明として置いているのは「会話やナレーションを聞いて設問に解答」という一文です。
990点の私の見方では、この4パートは大きく2つに割れます。
Part1とPart2は「選択肢が印刷されていない」グループ、Part3とPart4は「設問と選択肢が印刷されている」グループです。
この線引きが、リスニングの解き方をそのまま決めます。
TOEICのリスニングは前半2パートで31問、後半2パートで69問
Part1の6問とPart2の25問を足すと31問になります。
Part3の39問とPart4の30問を足すと69問です。
この足し算は当サイトで行いました。
リスニング100問のうち7割近くが、設問と選択肢が印刷されている後半2パートに集まっている形です。
耳だけで解くのは前半31問、紙と併用して解くのは後半69問という配分になります。
TOEICのリスニングの冒頭に置かれる全体のDirections
公式サンプルのPart1のページには、リスニングセクション全体に向けたDirectionsが載っています。
その内容を日本語でまとめると、次の4点です。
- 話される英語をどれだけ理解できるかを見るセクションであること
- リスニング全体がおよそ45分間であること
- 4つのパートに分かれ、パートごとに指示が与えられること
- 解答は問題用紙ではなく、別の解答用紙にマークすること
英文そのものは著作権がETSに帰属するため、当サイトでは転載していません。
TOEICのリスニングのDirectionsが毎回同じである意味
公式は出題形式について「毎回同じ」と書いています。
したがって、このDirectionsも毎回同じ文言が読み上げられることになります。
本番でDirectionsを読む必要がなくなれば、その時間をまるごと先読みに回せます。
講師として見ると、リスニングで最初に取り組む価値があるのはこの1点です。
音声が流れている時間そのものは短縮できませんが、指示を聞いている時間は自分の作業に変えられます。
TOEICのリスニングのパートごとのDirectionsも公式に載っている
全体のDirectionsとは別に、Part2からPart4にはそれぞれのDirectionsが置かれています。
Part2のDirectionsには、質問または発言と3つの応答が放送されること、それらは問題用紙に印刷されず1度しか読まれないことが書かれています。
Part3のDirectionsには、2人以上の人物の会話について3つの設問に答えること、会話は印刷されず1度しか読まれないことが書かれています。
Part4のDirectionsには、1人の話し手によるトークについて3つの設問に答えること、トークは印刷されず1度しか読まれないことが書かれています。
パートごとのDirectionsは、そのまま各パートのルールの要約になっています。
出典=サンプル問題 Part1(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
TOEICのリスニング Part1|写真描写問題6問の出題形式
Part1は、公式の名称で「写真描写問題」、設問数は6問です。
公式の説明は「1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない」というものです。
続けて「4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする」とあります。
TOEICのリスニング Part1で印刷されているのは写真だけ
選択肢は印刷されず、音声だけで流れます。
問題用紙にあるのは写真そのものです。
つまりPart1では、読む作業がいっさい発生しません。
公式サンプルのPart1のページには、No.1とNo.2の2問が置かれています。
どちらも写真と音声を組み合わせて解く形になっており、解説では正解の選択肢がどれかが示されています。
TOEICのリスニング Part1は200問の入口にあたる
6問という設問数は、200問全体の3%です。
ここは私の解釈ですが、Part1の価値は得点そのものより、耳を試験のペースに合わせる助走にあります。
6問で終わって、すぐに25問のPart2が始まります。
TOEICのリスニング Part1の設問番号は1番から始まる
公式サンプルに置かれているPart1の設問は、No.1とNo.2です。
Part1は6問なので、設問番号はNo.1からNo.6までということになります。
この範囲は、公式が示している設問数とサンプルの番号から当サイトで割り出しました。
リスニングの1問目がテスト全体の1問目でもある、という並びです。
出典=テストの形式と構成(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
TOEICのリスニング Part2|応答問題25問の出題形式
Part2は「応答問題」で25問、リスニングの4分の1を占めます。
公式の説明は「1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない」です。
さらに「設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする」と続きます。
TOEICのリスニングでPart2だけが3択である
Part1・Part3・Part4はいずれも4つの選択肢から選びます。
Part2だけが3つの答えから選ぶ形式です。
公式サンプルのPart2のページでも、解答は(A)(B)(C)の3つから選ぶ指示になっています。
リスニング100問のうち25問が3択である、というのはPart2だけの特徴です。
TOEICのリスニング Part2のサンプルで示されている設問の型
公式サンプルには、No.7からNo.10までの4問が置かれています。
疑問詞で始まる質問、程度をたずねる質問、相手の予定を確認する質問、事実を伝える発言への応答という4つの型が並んでいます。
いずれも1往復のやり取りで完結する短いものです。
設問が短いぶん、聞き逃すと取り返す材料が音声の中にありません。
講師として見ると、Part2は「最初の2語」で勝負が決まる設問がかなりの割合を占めます。
TOEICのリスニング Part2の設問番号は7番から始まる
公式サンプルに置かれているPart2の設問は、No.7からNo.10です。
Part2は25問なので、設問番号はNo.7からNo.31までということになります。
この範囲も、公式の設問数とサンプルの番号から当サイトで割り出したものです。
25問が同じ型で続くため、リズムが崩れるとまとめて落としやすいパートでもあります。
公式は、Part2の1問あたりに与えられる解答時間の長さを公表していません。
出典=サンプル問題 Part2(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
TOEICのリスニング Part3|会話問題39問の出題形式
Part3は「会話問題」で39問、リスニングで最も設問数の多いパートです。
公式の説明は「2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない」から始まります。
そのうえで「会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする」と書かれています。
TOEICのリスニング Part3は3問で1セット
公式は「各会話には設問が3問ずつある」と明記しています。
39問を3で割ると13になり、会話は13本という計算になります。
この割り算は当サイトで行ったものです。
会話1本につき設問3問という単位が、Part3の解き方をすべて決めます。
TOEICのリスニング Part3で設問が印刷されていることの意味
Part1・Part2と違い、Part3では設問と選択肢が問題用紙に印刷されています。
しかも公式は、設問が放送されることまでカッコ書きで補足しています。
音声が流れる前に設問を読んでおけるのは、この印刷があるからです。
印刷されているものを本番で初めて見るか、先に読んでおくかで、同じ音声でも入り方が変わります。
公式サンプルのPart3のページには、No.32からNo.43までの12問が置かれています。
会話にすると4本ぶんで、設問はすべて3問ずつのまとまりになっています。
TOEICのリスニング Part3の設問番号は32番から始まる
公式サンプルに置かれているPart3の設問は、No.32からNo.43です。
Part3は39問なので、設問番号はNo.32からNo.70までということになります。
公式サンプルの設問を見ると、電話をかけた理由をたずねるもの、話し手の勤務先をたずねるもの、会話の主題をたずねるものなどが並んでいます。
会話全体をつかむ設問と、細部の一言を問う設問が、同じ3問セットの中に混ざっている形です。
出典=サンプル問題 Part3(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
TOEICのリスニング Part4|説明文問題30問の出題形式
Part4は「説明文問題」で30問です。
公式の説明は「アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない」というものです。
続けて「各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする」とあります。
TOEICのリスニング Part4はPart3と同じ構造で話者が1人
公式は「各トークには質問が3問ずつある」と書いています。
30問を3で割ると10になり、トークは10本という計算になります。
この割り算も当サイトで行ったものです。
Part3が会話、Part4が1人のトーク。違いはそこで、3問1セットという骨格は同じです。
TOEICのリスニング Part4のサンプルに並ぶ設問の型
公式サンプルのPart4のページには、No.71からNo.82までの12問が置かれています。
話し手の職場をたずねる設問、聞き手が何を求められているかをたずねる設問、話し手が何を申し出ているかをたずねる設問などが並んでいます。
いずれもトーク全体の状況をつかんでいないと選べない型です。
Part4は、1文だけ聞き取れても答えが決まらない設問が多く含まれます。
TOEICのリスニング Part4の設問番号は71番から始まる
公式サンプルに置かれているPart4の設問は、No.71からNo.82です。
Part4は30問なので、設問番号はNo.71からNo.100までということになります。
リスニングの最後の1問が、テスト全体の100問目にあたります。
ここまで到達した時点で、残りはリーディングの75分間だけになります。
出典=サンプル問題 Part4(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
TOEICのリスニングに共通する「1度だけ放送される」というルール
Part1からPart4まで、公式はすべてのパートで「1度だけ放送される」と書いています。
繰り返し放送されるという記述は、公式ページのどこにもありません。
これはリスニングの出題形式で最も重い制約です。
TOEICのリスニングで聞き直しができないことの影響
聞き直しができないということは、迷った設問に戻る方法が無いということです。
正確には、問題用紙は手元にあるので後からマークを塗ることはできます。
しかし、音声はもう流れていません。
リスニングで迷った1問に時間を使うと、その間に次の音声が進んでしまいます。
990点の私の見方では、リスニングで最も高くつくミスは「間違えること」ではなく「引きずること」です。
1問を捨てて次のセットの先読みに移れるかどうかが、Part3とPart4では効いてきます。
出典=テストの形式と構成(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
TOEICのリスニングで印刷されるもの・されないものの分かれ目
公式の説明を並べると、印刷の有無がパートごとにはっきり分かれます。
| パート | 問題用紙に印刷されるもの | 公式の記述 |
|---|---|---|
| Part1 | 写真 | 説明文は印刷されていない |
| Part2 | なし | 印刷はされていない |
| Part3 | 設問と解答(図などが付く設問もある) | 問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み |
| Part4 | 設問と解答(図などが付く設問もある) | 問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み |
出典=テストの形式と構成(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
表は当サイトで作成しました。
Part1で印刷されるのは写真、Part2では何も印刷されません。
Part3とPart4では、設問と選択肢が印刷されます。
この差がそのまま「目を使えるパート」と「耳だけのパート」の境目になります。
TOEICのリスニングで先読みができるのはPart3とPart4だけ
先読みという言葉は公式には出てきません。
ただし、設問が印刷されていると公式が書いている以上、放送前に読むことは形式上できます。
ここは私の解釈ですが、Part3とPart4で69問を占めるという配分を見ると、この2パートの扱いがリスニングの得点を左右します。
TOEICのリスニングでマークのずれが起きやすい場所
Part3とPart4は3問セットで進むため、セットの区切りを見失うとマークがまとめてずれます。
公式が「各会話には設問が3問ずつある」「各トークには質問が3問ずつある」と明記している以上、区切りは形式から分かります。
3問ごとに解答欄の位置を確かめれば、ずれても1セット以内で気づけます。
なお公式は、マークの修正方法についてこのページでは触れていません。
TOEICのリスニングに出る図表を見て答える設問
公式は、Part3とPart4の説明に図表に触れた一文を入れています。
Part3では「会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある」と書かれています。
Part4でも「トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある」とあります。
TOEICのリスニングのサンプルに実際に含まれている図表参照の設問
公式サンプルのPart3には、図を見て画面サイズを選ばせる設問が含まれています。
公式サンプルのPart4には、図を見て最後の発表者が誰かを選ばせる設問が含まれています。
どちらも、音声だけでは答えが決まらず、印刷された図と突き合わせて初めて選べる形です。
講師として見ると、この型は「聞く力」よりも「音声と紙の情報を同時に扱う力」を測っています。
なお公式は、この型が1回のテストで何問出るかを公表していません。
出典=テストの形式と構成(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
TOEICのリスニングに出る発言の意図をたずねる設問
公式サンプルには、話し手の発言の意図をたずねる設問も含まれています。
Part3のサンプルには、会話中のある一言について、その発言が何を意味しているかを選ばせる設問があります。
Part4のサンプルにも、話し手がある表現を使ったときに何を意図しているかを選ばせる設問があります。
TOEICのリスニングで意図を問う設問が難しい理由
この型では、発言そのものの辞書的な意味を知っていても答えが決まりません。
選択肢は、その場の状況を言い換えたものになっています。
聞き取れたかどうかではなく、その発言が会話の流れでどう働いたかを問う設問です。
ここは私の解釈ですが、この型はPart3とPart4の中でも失点しやすい設問群です。
公式は、この型の出題数についても数値を公表していません。
TOEICのリスニングで選択肢の言い換えが起きること
公式サンプルの設問を見ると、正解の選択肢が音声の表現をそのまま使っているとは限りません。
状況を別の語で言い直した選択肢が正解になっている設問が含まれています。
ここは私の解釈ですが、この言い換えがリスニングの実質的な難しさの中心です。
聞き取った語をそのまま探す読み方だと、正解の選択肢を素通りしてしまいます。
音を拾う練習と、意味をまとめ直す練習は別の作業です。
出典=サンプル問題 Part3(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
TOEICのリスニングの公式サンプル問題で確認できること
公式は、リスニングのサンプルをパートごとに4ページに分けて置いています。
公式の説明では「このサンプル問題には、各Part毎にDirectionsという『出題形式の解説』と、それに続いてサンプル問題が掲載されています」とあります。
- Part1のページ ─ リスニング全体のDirectionsとPart1のサンプル
- Part2のページ ─ Part2のDirectionsとサンプル4問
- Part3のページ ─ Part3のDirectionsとサンプル12問
- Part4のページ ─ Part4のDirectionsとサンプル12問
設問数は当サイトで数えたものです。
TOEICのリスニングのサンプルを聴くための注意
公式は「Listeningサンプルを聴くにはWindows Media Playerが必要です」と注記しています。
音声の再生環境について、公式はこの一文しか書いていません。
スマートフォンでの再生可否について、公式ページに記述は見当たりませんでした。
また公式は、サンプル問題とDirectionsの著作権がETSに帰属することを明記しています。
当サイトでも英文は転載せず、設問の型と問題数だけを扱っています。
出典=テストの形式と構成(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
TOEICのリスニングについて公式が公表していないこと
リスニングの記事で誤情報が生まれやすいのは、公式が書いていない数字の部分です。
2026年9月16日に公式サイトを確認した範囲で、次の項目は見つかりませんでした。
- リスニング1問あたりの配点
- 素点からリスニングスコアへの換算の基準
- 図表参照問題や意図を問う設問が1回に何問出るか
- 話者の国や発音の種類とその比率
- Part3の会話1本、Part4のトーク1本あたりの長さ
- 設問と設問の間に与えられる時間の長さ
これらについて公式は数値を公表していません。
講師として見ると、この中で最もよく質問されるのは発音の種類です。
ただし公式ページの記述からは、その内訳を示す数字は出てきません。
公式が公表していないことを、公式が言っているかのように書かない。これがリスニングを扱ううえでの最低条件です。
出典=テストの形式と構成(IIBC公式)、2026年9月16日確認。
TOEICのリスニングについてよくある質問
TOEICのリスニングは何分で何問ですか
公式の表記は「約45分間・100問」です。
Part1が6問、Part2が25問、Part3が39問、Part4が30問という内訳になっています。
TOEICのリスニングの音声は2回流れますか
公式はPart1からPart4まで一貫して「1度だけ放送される」と書いています。
2回流れるという記述はありません。
TOEICのリスニングの選択肢は問題用紙に載っていますか
Part1とPart2は印刷されておらず、Part3とPart4は印刷されています。
公式はPart1について「説明文は印刷されていない」、Part2について「印刷はされていない」と書いています。
Part3とPart4については「問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み」と書かれています。
TOEICのリスニングだけ受けることはできますか
公式はリスニングとリーディングを合わせて「合計約2時間で200問」と書いています。
リスニングだけを単独で受験できるという記述は、公式ページにはありません。
この記事で使ったTOEICのリスニングの一次ソース
この記事で引用した記述は、すべて以下の公式ページから取りました。
すべて2026年9月16日に確認しています。
数字と公式の言い回しはこの5ページから、読み方の部分はTOEIC990点の講師である筆者の解釈です。
公式の記述は更新されることがあります。最新の内容は必ず公式ページでご確認ください。

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