
この記事は、TOEIC Programを運営する一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の公式資料 TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026 だけを使って書いています。
副題・目次・人数・スコアは、すべてその原文から取りました。
公式資料に無かったことは、無いとそのまま書きます。
【結論】TOEIC DATA & ANALYSISとは
公式が出す受験データの資料です。
2026年版の副題は「2025年度 受験者数と平均スコア」。
中身の範囲はこの一文です。
「本資料は、2025年度(2025年4月~2026年3月)のTOEIC Programの公開テストおよびIPテストにおける実受験者のデータに基づいて作成しています。」
つまり実際に受けた人の数字だけでできた資料になります。
ここは読み落としやすい部分です。
申し込んだけれど来なかった人は入っていません。
- 申し込んだが受けなかった人は数に入らない
- 両セクションを受け終えて採点対象になった人だけが入る
さらにTOEIC L&Rでは、Listening・Readingの両セクションを受け終えて採点対象になった人だけが集計されます。
片方だけ受けた人は人数にも平均にも入りません。
受験者数の内訳は、TOEIC受験者数の公開テストとIPテストの内訳にまとめました。↓
TOEIC DATA & ANALYSISの目次の作り
資料は4つのテストごとに章が分かれています。
| テスト | 章の構成 |
|---|---|
| TOEIC L&R | Ⅰ公開テスト全体/Ⅱ公開テスト社会人/Ⅲ公開テスト学生/ⅣIPテスト全体/ⅤIPテスト企業・団体/ⅥIPテスト学校 |
| TOEIC S&W | 上記6つ+Ⅶ「TOEIC S&W受験者とTOEIC L&Rスコア」 |
| TOEIC Bridge L&R | Ⅰ公開テスト全体/ⅡIPテスト全体/ⅢIPテスト企業・団体/ⅣIPテスト学校 |
| TOEIC Bridge S&W | Ⅰ・Ⅱ公開テスト・IPテスト全体データ |
表は公式資料の目次から当サイトで作成しました。
章の数はテストによって違います。
TOEIC L&Rがいちばん細かく割られていて、TOEIC Bridge S&Wがいちばん粗い形になります。
自分が受けるテストの章を探してから数字を読むのが、迷わない順番でしょう。
TOEIC DATA & ANALYSISが示す規模
資料の冒頭に、TOEIC Programそのものの説明が置かれています。
「英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストプログラムです。米国の世界最大のテスト専門機関 ETSによって、開発・制作されています。」
規模についての一文はこれです。
「いずれも世界共通のテストで、160カ国、約14,000の企業・団体などが活用しています。日本では2025年度にはTOEIC Program全体で約3,900の企業・団体・学校などで採用されています。」
規模は世界160カ国です。
このうち日本の採用先が約3,900なので、世界の約28%が日本にあることになります。
公式資料に比率は出ていないので、この割合は当サイトの計算です。
TOEIC DATA & ANALYSISの4テスト
資料は4テストの形式も表で並べています。
| テスト | 方式 | トータルの時間と問題数 | スコアの幅 |
|---|---|---|---|
| TOEIC L&R | マークシート | 約2時間・200問 | 10〜990点(5点刻み) |
| TOEIC S&W | パソコン | 約1時間20分・19問 | 0〜400点(10点刻み) |
| TOEIC Bridge L&R | マークシート | 約1時間・100問 | 30〜100点(1点刻み) |
| TOEIC Bridge S&W | パソコン | 約52分・17問 | 30〜100点(1点刻み) |
表は公式資料の表記から当サイトで作成しました。
TOEIC L&R IPテストのオンラインだけは約1時間・90問です。
これは脚注に書かれている例外で、マークシートの200問とは量が違います。
各パートの形は、TOEICの出題形式の全体像にまとめました。↓
TOEIC DATA & ANALYSISの3年推移
TOEIC L&R公開テストの数字が3年分並んでいます。
| 年度 | Listening | Reading | Total | 人数 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 335 | 278 | 612 | 746,178人 |
| 2024年度 | 336 | 279 | 615 | 735,425人 |
| 2025年度 | 337 | 279 | 616 | 755,473人 |
表は公式資料の数字から当サイトで作成しました。
3年で平均は612→616の4点上がりです。
人数は2024年度に一度減って、2025年度に戻している形になります。
IPテストは2023年度492点、2024年度495点、2025年度492点です。
人数は1,017,037人、1,041,495人、1,056,506人と毎年増えています。
人数は増えて平均は横ばいです。
2025年度の内訳は企業・団体が424,158人で538点、学校が632,348人で462点になります。
TOEIC DATA & ANALYSISのスコア分布
資料で使い道が多いのがスコア分布の表です。
2025年度のTOEIC L&R公開テスト全体755,473人を、19の区分に割った形で並んでいます。
| Totalスコア | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 895〜 | 32,348人 | 4.3% |
| 845〜 | 37,288人 | 4.9% |
| 795〜 | 53,005人 | 7.0% |
| 695〜 | 72,959人 | 9.7% |
| 595〜 | 81,764人 | 10.8% |
| 495〜 | 69,738人 | 9.2% |
| 395〜 | 47,948人 | 6.3% |
| 295〜 | 23,418人 | 3.1% |
| 195〜 | 4,978人 | 0.7% |
表は公式資料の数字から抜き出して当サイトで作成しました。
いちばん人数が多いのは595〜の区分で10.8%です。
ここを使うと、自分のスコアが上位何%に当たるかを足し算で出せます。
スコアの出し方そのものは、TOEICのスコア算出の仕組みにまとめました。↓
TOEIC DATA & ANALYSISの職種と役職
公開テストの社会人308,493人については、職種と役職でも割られています。
| 職種 | 人数 | Total |
|---|---|---|
| 経営 | 9,715人 | 670 |
| 企画 | 17,245人 | 669 |
| 経理 | 10,269人 | 654 |
| 人事 | 6,825人 | 650 |
| 総務 | 6,627人 | 639 |
| 役職 | 人数 | Total |
|---|---|---|
| 役員 | 6,965人 | 679 |
| 部長 | 10,805人 | 670 |
| 課長 | 26,975人 | 655 |
| 係長 | 28,884人 | 633 |
| 一般社員 | 191,974人 | 634 |
どちらの表も公式資料の数字から当サイトで作成しました。
役職が上がるほどスコアも上がる形になっています。
ただし係長633点と一般社員634点は逆転していて、ここだけ順番が揃いません。
なお公開テストの社会人全体は649点、学生434,399人は592点という数字です。
TOEIC DATA & ANALYSISに無いもの
英語版と日本語版で数字に差があるかどうかは出ていません。
前年度版からの増減の理由も同じ。
県別の平均も、この版には載っていません。
社歴別は2025年度の数字だけで、過年度と比べる表が付いていない形です。
ここを超えて数字を語っている情報は、公式資料以外を根拠にしているということになります。
なお前年度版のPDFは別のファイルなので、推移を自分で追うなら両方を開くことになります。
TOEIC DATA & ANALYSISのよくある質問
誰でも読めるのか
公式サイトでPDFとして公開されています。
会員登録を求める記述は見当たりませんでした。
毎年出るのか
2026年版の副題が2025年度なので、年度ごとに出る形です。
次の版の時期については記述がありません。
S&Wの章だけにある項目
TOEIC S&Wには、ほかのテストに無いⅦの章があります。
「TOEIC S&W受験者とTOEIC L&Rスコア」という章です。
S&Wを受けた人のL&Rスコアを見る作りなので、2つのテストをまたぐ数字になります。
自分のスコアの位置を知るには
スコア分布の表で、自分より上の区分の割合を足します。
使う表は、公開テストかIPテストかで別のものになります。
TOEIC DATA & ANALYSISのまとめ
\公式の記述でもう一歩確かめる/
同じく公式の記述だけでまとめています
| 見るところ | 公式資料に出ている内容 |
|---|---|
| 副題 | 2025年度 受験者数と平均スコア |
| 対象 | 2025年4月〜2026年3月の実受験者 |
| 公開テスト L&R | 755,473人・616点 |
| IPテスト L&R | 1,056,506人・492点 |
| スコア分布 | 公開テスト全体を19区分 |
| 規模 | 世界160カ国・約14,000団体/日本は約3,900 |
表は当サイトで作成しました。
順位の話をするなら、まずこの資料を開くのが先。
平均点も上位何%も、根拠はすべてこの1本のPDFの中にあるということになります。
あわせて読みたい記事を置いておきます。
平均点の作られ方はTOEICの平均点はどう作られるのかにまとめました。↓
点数ごとの評価はTOEICレベル別評価一覧表の見方にまとめました。↓
以下はIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式資料です。
- TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026(IIBC公式資料)
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