この記事は、TOEIC Programを運営する一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。
問題数・設問番号・出題形式はすべて公式ページの原文から取り、確認した日を明記しました。
確認した日は2026年9月16日です。
公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。
【結論】TOEIC Part4は説明文問題30問|10セット×3問でできている
TOEIC Part4はリスニングセクションの最後に置かれているパートです。
Part4は説明文問題で、30問です。
そして公式は「各トークには質問が3問ずつある」とも書いています。
TOEIC Part4の公式表記をそのまま並べる
| 項目 | 公式の表記 |
|---|---|
| パート名 | Part4 |
| 問題の名称 | 説明文問題 |
| 設問数 | 30問 |
| 1つのトークあたりの設問数 | 各トークには質問が3問ずつある |
| 放送される素材 | アナウンスやナレーションのようなミニトーク |
| 放送回数 | 1度だけ |
| トークの印刷 | 印刷はされていない |
| 設問の印刷 | 問題用紙に印刷された設問(設問は放送される) |
| 選択肢の数 | 4つの答えの中から |
表は当サイトで作成しました。
TOEIC Part4のトークの数を設問数から計算する
設問が30問で、1つのトークにつき3問ずつなら、トークの数は10になります。
この割り算は当サイトで行いました。
公式は「10セット」という書き方はしていませんが、30問を3問ずつに割れば10という数が出ます。
990点の私の見方では、Part4を30問の羅列ではなく10回の区切りとして捉えると、残り時間の見当がつけやすくなります。
TOEIC Part4の設問番号は71番から100番まで
公式のサンプル問題のページには、実際の設問番号が載っています。
Part4のサンプルとして公開されているのは、No.71からNo.82までの12問です。
公式ページでは「No.71〜73」「No.74〜76」「No.77〜79」「No.80〜82」という4つのまとまりで区切られています。
TOEIC Part4のサンプルが示す3問1セットという形
| サンプルのまとまり | 設問数 | ページ上の表記 |
|---|---|---|
| 1セット目 | 3問 | No.71〜73 |
| 2セット目 | 3問 | No.74〜76 |
| 3セット目 | 3問 | No.77〜79 |
| 4セット目 | 3問 | No.80〜82 |
表は当サイトで作成しました。
「各トークには質問が3問ずつある」という記述が、サンプルの番号の区切りでそのまま確認できます。
TOEIC Part4が終わるとリスニングが終わる
Part1からPart3までで70問なので、Part4は71番から始まります。
そこから30問なので、100番で終わる計算になります。
この計算は当サイトで行いました。
サンプルの先頭がNo.71である点は、この計算と一致しています。
100番を塗り終えた時点で、約45分間のリスニングセクションが終わります。
TOEIC Part4の公式の説明文を1文ずつ分解する
公式がPart4に添えている説明は、Part3とよく似た構造になっています。
原文は「アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。」です。
条件ごとに分けると、次のようになります。
- 放送されるのは「アナウンスやナレーションのようなミニトーク」であること
- 放送は「1度だけ」であること
- トークは「印刷はされていない」こと
- 設問は「問題用紙に印刷され」、かつ「設問は放送される」こと
- 選択肢は「4つ」であること
- 「図などで見た情報を関連づけて解答する設問」もあること
- 「各トークには質問が3問ずつある」こと
TOEIC Part4の「アナウンスやナレーションのような」という表現
公式は素材を断定せず、「アナウンスやナレーションのような」という例示の形で書いています。
つまり、アナウンスとナレーションだけに限られるとは書いていません。
990点の私の見方では、この書き方は「1人が話す形式であれば何でも入りうる」という意味に読めます。
ここは私の解釈ですが、公式が素材の種類を列挙していない以上、種類を絞って備えるのは危険です。
TOEIC Part4の「ミニトーク」という語
公式はPart4の素材を「ミニトーク」と呼んでいます。
Part3では「会話」という語が使われていました。
この語の違いが、話し手の人数の違いをそのまま表しています。
ただし、公式はミニトークの長さについては何も書いていません。
TOEIC Part4のDirectionsに書かれている条件
サンプル問題のPart4のページには、Part4専用のDirectionsが載っています。
その内容を日本語でまとめると、次の4点です。
- 1人の話し手によるトークを聞くこと
- 話し手がトークの中で言ったことについて、3つの設問に答えること
- それぞれの設問について最も適切な答えを選び、解答用紙のA・B・C・Dのいずれかにマークすること
- トークは問題用紙に印刷されず、1度しか放送されないこと
英文そのものは著作権がETSに帰属するため、当サイトでは転載していません。
テストの形式と構成のページには、Part4の話し手の人数が書かれていません。
一方で、サンプル問題のDirectionsには1人の話し手によるトークであることが書かれています。
同じ公式サイトでも、ページによって書かれている情報の細かさが違うということです。
講師として見ると、形式を正確に知りたいときはサンプル問題のDirectionsまで読む価値があります。
TOEIC Part4のサンプル4セットが示す設問の型
公式はPart4のサンプル問題を12問公開しています。
4つのセットに分かれていて、それぞれに正解と解説が付いています。
英文の転載は避けますが、設問の型は日本語で説明できます。
TOEIC Part4のサンプル12問の型と正解
| 設問 | 問われている内容の型 | 正解 |
|---|---|---|
| No.71 | 修理について話し手が述べた内容 | (B) |
| No.72 | 聞き手が車を受け取れる時期 | (B) |
| No.73 | 話し手が申し出た行動 | (D) |
| No.74 | 話し手が働いている業種 | (A) |
| No.75 | 追加の仕事を割り当てる理由 | (B) |
| No.76 | 客に伝えるよう求められた内容 | (C) |
| No.77 | ある取引先について気にしている点 | (D) |
| No.78 | ある発言の意味(意図) | (D) |
| No.79 | 聞き手が見るよう求められたもの | (B) |
| No.80 | 話し手がいる場所 | (D) |
| No.81 | 聞き手が求められている行動 | (B) |
| No.82 | 図を見て判断する最後の発表者 | (C) |
表は当サイトで作成しました。
設問の型の分類は当サイトによるものです。
TOEIC Part4のサンプルに共通している問われ方
12問を並べると、問われ方にいくつかの型があることが分かります。
- 話し手がいる場所や働いている業種をたずねる型
- 話し手が述べた事実や申し出た行動をたずねる型
- 聞き手が求められている行動をたずねる型
- 発言の意図をたずねる型
- 図を参照して判断させる型
この分類は当サイトによるもので、IIBCがこう分類しているわけではありません。
TOEIC Part4には聞き手への指示を問う設問がある
Part4のサンプルで目立つのは、聞き手が何を求められているかを問う設問です。
No.76・No.79・No.81の3問がこの型にあたります。
12問のうち3問がこの型であるという事実は、サンプルの範囲で確認できます。
Part3は2人または3人の会話なので、話し手どうしがやりとりします。
Part4は1人の話し手によるトークなので、話し手と聞き手という関係になります。
990点の私の見方では、この関係の違いが設問の作られ方に表れています。
Part4では「聞き手は何をするよう言われたか」という問いが成立しますが、Part3ではその形になりにくいからです。
ここは私の解釈であり、公式が設問の作り方について何かを書いているわけではありません。
TOEIC Part4にも図を見て答える設問がある
トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もあります。
Part3とまったく同じ条件が、Part4にも置かれています。
サンプルでは、No.82がこの形の設問になっています。
TOEIC Part4の図表問題も設問文で見分けられる
サンプルのNo.82の設問文は「Look at the graphic.」で始まっています。
Part3のNo.43と同じ書き出しです。
設問は印刷されているので、放送が始まる前にこの書き出しを見つけることは可能です。
講師として見ると、図表問題はPart3とPart4で同じ対処ができる設問です。
TOEIC Part4の図表問題も出題数は公表されていない
公式は「設問もある」としか書いていません。
30問のうち何問が図表問題かは公表されていません。
サンプル12問のうち図表問題は1問ですが、これは本番の割合を示すものではありません。
TOEIC Part4で990点の私が本番にやっていること
ここから先は公式の記述ではなく、講師としての読み方です。
公式が示している条件から自然に導ける動きだけを書きます。
公式が言っていることのように読まれないよう、この節では「私は」という書き方を通します。
TOEIC Part4で私が1セットごとに繰り返している手順
- トークが始まる前に、印刷された3つの設問に目を通す
- 「Look at the graphic.」で始まる設問があれば、図の形だけ先に見ておく
- 1問目は冒頭、3問目は終盤に答えが来る前提で待つ
- 迷った設問は保留にして、次のセットの設問を読む時間を優先する
- マークは3問まとめて、トークが終わった直後に行う
この5つはすべて私の進め方です。
公式が書いているのは形式の条件までで、解く順番は書かれていません。
TOEIC Part4はリスニングの最後なので疲れが出る
Part4に入る時点で、すでに70問を解いています。
990点の私の見方では、Part4で失点が増える理由の一つは集中力の持続です。
ここは私の解釈であり、公式が疲労について何かを書いているわけではありません。
ただし、100問が約45分間で連続するという構造そのものは公式に書かれています。
TOEIC Part4の30問がリスニングに占める重さ
Part4の30問は、リスニング100問の30パーセントにあたります。
200問の全体で見れば15パーセントです。
この計算は当サイトで行いました。
TOEIC Part4はPart3の次に設問数が多い
| パート | 設問数 | セット数(当サイトの計算) |
|---|---|---|
| Part1 | 6問 | セットの概念なし |
| Part2 | 25問 | セットの概念なし |
| Part3 | 39問 | 13 |
| Part4 | 30問 | 10 |
表は当サイトで作成しました。
セット数は設問数を3で割って求めています。
Part3とPart4を合わせた69問が、リスニングの約7割を占めています。
TOEIC Part4の配点は公表されていない
設問数の割合は計算できますが、配点は公式に記載がありません。
ですから「Part4は何点分」という言い方は、公式の記述からは作れません。
公式はスコアについて、素点ではなく換算されたスコアを出すという趣旨の説明をしています。
TOEIC Part4について公式が書いていないこと
調べた範囲で、公式サイトに書かれていなかった項目を正直に並べます。
これらは公式が公表していないので、当サイトでも数字を作りません。
TOEIC Part4で公式が公表していない項目の一覧
- Part4の配点(何点分か)
- Part4にかかる所要時間
- Part4の正答率の平均
- 1つのミニトークの長さや語数
- アナウンスやナレーション以外にどんな素材が出るか
- 図表問題が何問出るか
- 意図を問う設問が何問出るか
- 設問を先に読んでよいかどうかの明示
公式が示しているのは設問数と形式の条件だけです。
TOEIC Part4の素材の種類を公式で語れない理由
公式の表記は「アナウンスやナレーションのような」という例示です。
網羅的な一覧ではありません。
990点の私の見方では、素材の種類を並べた説明を見かけたときは、その出どころを確かめる価値があります。
ここは私の解釈ですが、公式が例示にとどめている以上、公式を根拠に種類を断定することはできません。
TOEIC Part4のよくある疑問を公式の記述だけで答える
ここでは公式の記述だけで答えられる疑問を並べます。
公式の記述で答えられないものは、答えられないと書きます。
TOEIC Part4は何問ですかという疑問
問題数は30問です。
形式は毎回同じという公式の記述と合わせると、毎回30問ということになります。
TOEIC Part4の話し手は何人ですかという疑問
テストの形式と構成のページには人数の記載がありません。
サンプル問題のDirectionsには、1人の話し手によるトークであることが書かれています。
ページによって書かれている細かさが違うので、両方を読む必要があります。
TOEIC Part4のトークは何回流れますかという疑問
音声は1度だけ放送されます。
TOEIC Part4が終わったらすぐリーディングですかという疑問
リスニングは約45分間、リーディングは75分間です。
この2つの間に休憩があるかどうかは、テストの形式と構成のページには書かれていません。
当日の進行については、公式の当日の流れのページで確認する必要があります。
TOEIC Part4を正しく理解するための要点
この記事で確認した公式の記述を、もう一度だけ並べます。
- Part4の公式の名称は「説明文問題」であること
- 設問数は30問であること
- 放送されるのはアナウンスやナレーションのようなミニトークであること
- トークは1度だけ放送され、印刷はされないこと
- 設問と解答は問題用紙に印刷され、設問は放送もされること
- 選択肢は4つであること
- 図などで見た情報を関連づけて解答する設問もあること
- 各トークには質問が3問ずつあること
この8項目が、公式がPart4について公表しているほぼすべてです。
TOEIC Part4のサンプル問題は公式サイトで音声つきで公開されている
公式のサンプル問題のページには、再生ボタンを押すと音声が流れる仕組みが用意されています。
12問という数は、10セットあるうちの4セット分にあたります。
公式サンプルは無料で公開されており、申込をしていなくても閲覧できます。
形式が毎回同じである以上、ここで確認した形がそのまま本番の形になります。
TOEIC Part4と一緒に確認しておきたいページ
Part4はリスニングセクションの一部なので、セクション全体の形も合わせて見ておくと位置関係がはっきりします。
テストの種類そのものを確認したい場合は、TOEICの種類は5つ|公式が並べているテストの違いを時間・問題数・スコア・受験料で比べるを参照してください。
TOEIC Part4の所要時間は公式の記述から計算できない
公式が書いているのはリスニングセクション全体の「約45分間」という数字だけです。
パートごとに何分かかるかは、どのページにも書かれていません。
ですから「Part4は何分」という数字は、公式の記述からは作れません。
TOEIC Part4の時間を設問数で按分できない理由
設問数の比率で時間を割り振ることは、計算としては可能です。
しかし、パートごとに1問あたりの音声の長さが同じだという記述はどこにもありません。
Part1は1枚の写真に4つの短い説明文、Part4はミニトークに設問3問なので、1問あたりの音声量は明らかに違います。
990点の私の見方では、設問数から時間を按分した数字は根拠を持ちません。
ここは私の解釈ですが、時間の内訳を知りたいのであれば、公式サンプルの音声を実際に測るほうが確実です。
TOEIC Part4で分かっているのは「約45分間の中にある」ことだけ
公式が保証しているのは、リスニング100問が約45分間で終わることです。
Part4はその中の30問を占めます。
講師として見ると、パート別の時間配分を気にするより、音声が止まらないという事実だけを押さえておけば足ります。
リスニングでは、自分で時間を配分する余地がそもそも無いからです。
TOEIC Part4が終わった後に始まるリーディング75分
100番を塗り終えると、リーディングセクションに移ります。
リーディングセクションは75分間・100問です。
そしてセクションの説明として「印刷された問題を読んで設問に解答」という一文を置いています。
| 項目 | リスニング(Part1〜4) | リーディング(Part5〜7) |
|---|---|---|
| 公式の表記 | 約45分間・100問 | 75分間・100問 |
| 公式の説明 | 会話やナレーションを聞いて設問に解答 | 印刷された問題を読んで設問に解答 |
| 時間の進み方 | 音声にしたがって進む | 公式サンプルのDirectionsに「制限時間内にできるだけ多くの設問に答えるよう」との趣旨の記載 |
出典=テストの形式と構成(IIBC公式)およびサンプル問題 Part5(IIBC公式)。
表は当サイトで作成しました。
990点の私の見方では、Part4の終わりは「時間を自分で管理する区間」への切り替え点です。
ここは私の解釈であり、公式が切り替えについて何かを書いているわけではありません。
この記事で使ったTOEIC Part4の一次ソース
この記事の事実部分は、次のページだけを根拠にしています。
数字や制度は変更されることがあります。
受験や申込の前には、必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。
IIBCの図表は転載しておらず、表はすべて数値だけを借りて当サイトで自作しています。

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