この記事は、TOEIC Programを運営する一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。
問題数・設問番号・出題形式はすべて公式ページの原文から取り、確認した日を明記しました。
確認した日は2026年9月16日です。
公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。
【結論】TOEIC Part5は短文穴埋め問題30問|リーディングの入口
TOEIC Part5はリーディングセクションの最初に置かれているパートです。
Part5は短文穴埋め問題で、30問です。
リーディングセクション全体は「75分間・100問」です。
TOEIC Part5の公式表記をそのまま並べる
| 項目 | 公式の表記 |
|---|---|
| パート名 | Part5 |
| 問題の名称 | 短文穴埋め問題 |
| 設問数 | 30問 |
| 所属セクション | リーディングセクション(75分間・100問) |
| セクションの説明 | 印刷された問題を読んで設問に解答 |
| 出題形式 | 不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする |
| 選択肢の数 | 4つ |
表は当サイトで作成しました。
TOEIC Part5の説明文はリスニングより短い
公式がPart5に添えている説明は1文だけです。
「不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。」というものです。
放送や印刷についての条件が書かれていないのは、リーディングセクションだからです。
990点の私の見方では、この説明の短さがPart5の性質をよく表しています。
1つの文が完結していて、前後の文脈に依存しないからです。
TOEIC Part5の設問番号は101番から130番まで
公式のサンプル問題のページには、実際の設問番号が載っています。
Part5のサンプルとして公開されているのは、No.101からNo.105までの5問です。
リスニングが100問なので、リーディングは101番から始まります。
TOEIC Part5を含むリーディング3パートの設問番号
| パート | 設問数 | 設問番号の範囲 | サンプルの番号 |
|---|---|---|---|
| Part5 | 30問 | 101〜130 | No.101〜No.105 |
| Part6 | 16問 | 131〜146 | No.131〜No.134 |
| Part7 | 54問 | 147〜200 | 公式に複数ページで掲載 |
出典=サンプル問題 Part5(IIBC公式)ほか各パートのサンプル問題ページ。
表は当サイトで作成しました。
設問番号の範囲は、各パートの設問数から当サイトが計算したものです。
サンプルの番号が、計算で出した範囲の先頭と一致しています。
TOEIC Part5の30問は30の独立した文である
公式の説明は「不完全な文章を完成させる」となっています。
つまり、30問は30の独立した設問だということです。
講師として見ると、この独立性がPart5の最大の特徴です。
TOEIC Part5のDirectionsに書かれている条件
サンプル問題のPart5のページには、リーディングセクション全体のDirectionsとPart5専用のDirectionsが両方載っています。
リーディング全体のDirectionsの内容を日本語でまとめると、次の3点です。
- さまざまなテキストを読み、何種類かの読解問題に答えるセクションであること
- リーディングセクションは75分間で、3つのパートに分かれていること
- 制限時間内にできるだけ多くの設問に答えるよう求められていること
英文そのものは著作権がETSに帰属するため、当サイトでは転載していません。
TOEIC Part5専用のDirectionsが指定していること
Part5のDirectionsの内容を日本語でまとめると、次の3点です。
- 以下の各文で、単語または句が1つ抜けていること
- 各文の下に4つの選択肢が与えられていること
- 文を完成させるのに最も適切な答えを選び、解答用紙のA・B・C・Dのいずれかにマークすること
抜けているのは「単語または句」であって、文ではありません。
この点がPart6との明確な違いになります。
TOEIC Part5では「できるだけ多く」と言われている
リーディング全体のDirectionsには、制限時間内にできるだけ多くの設問に答えるよう促す趣旨の記載があります。
990点の私の見方では、これは全問解き切ることを前提にしていない書き方です。
ここは私の解釈ですが、公式が「できるだけ多く」と書いている以上、時間配分は受験者が自分で管理するものだと読めます。
リスニングと違い、リーディングでは自分で進む速さを決められます。
TOEIC Part5のサンプル5問が示す設問の型
公式はPart5のサンプル問題を5問公開しています。
No.101からNo.105までで、それぞれに正解と解説が付いています。
英文の転載は避けますが、選択肢の並び方から設問の型は説明できます。
TOEIC Part5のサンプル5問の型と正解
| 設問 | 選択肢の並び方 | 問われている内容 | 正解 |
|---|---|---|---|
| No.101 | 同じ語の名詞形・動詞の各形・形容詞形 | 文中に入る形(品詞) | (D) |
| No.102 | 意味の異なる前置詞・接続詞が4つ | 文と文をつなぐ語の選択 | (C) |
| No.103 | 同じ語の形容詞形・名詞形・動詞形・副詞形 | 文中に入る形(品詞) | (D) |
| No.104 | 関係詞・代名詞が4つ | 文の構造に合う語の選択 | (D) |
| No.105 | 意味の異なる形容詞が4つ | 文脈に合う語彙の選択 | (B) |
表は当サイトで作成しました。
型の分類は当サイトによるものです。
TOEIC Part5のサンプルは選択肢を見れば型が分かる
選択肢に同じ語の違う形が並んでいれば、問われているのは形です。
意味の異なる語が4つ並んでいれば、問われているのは意味です。
990点の私の見方では、この見分けはPart5で最初にやる動作です。
形を問う設問なら、文全体を読まずに構造だけで決まることがあるからです。
ここは私の解釈であり、公式が解き方の手順を書いているわけではありません。
TOEIC Part5とPart6の違いを公式の記述だけで比べる
Part5とPart6は、どちらも「不完全な文章を完成させる」形式です。
公式の説明文もよく似ています。
違うのは、抜けているものの単位と、設問のまとまり方です。
TOEIC Part5とPart6を公式の表記で並べる
| 項目 | Part5 | Part6 |
|---|---|---|
| 公式の名称 | 短文穴埋め問題 | 長文穴埋め問題 |
| 設問数 | 30問 | 16問 |
| 選択肢の中身 | 4つの答え | 4つの答え(単語や句または一文) |
| セット数(当サイトの計算) | 該当なし | 4 |
表は当サイトで作成しました。
Part6のセット数は16問を4問で割って求めています。
TOEIC Part5には一文を選ぶ設問が無い
Part6の選択肢は、単語や句または一文です。
Part5にはこの「または一文」という記載がありません。
つまり、文まるごとを選ぶ設問はPart6にだけ存在します。
990点の私の見方では、この1語の差が2つのパートの性質を分けています。
TOEIC Part5で990点の私が本番にやっていること
ここから先は公式の記述ではなく、講師としての読み方です。
公式が示している条件から自然に導ける動きだけを書きます。
公式が言っていることのように読まれないよう、この節では「私は」という書き方を通します。
TOEIC Part5で私が1問ごとに繰り返している手順
- 先に4つの選択肢を見て、形を問う設問か意味を問う設問かを判定する
- 形を問う設問なら、空所の前後の構造だけを見る
- 意味を問う設問なら、文を最後まで読む
- 決まらなければ印を付けて次へ進む
- Part5全体で使う時間の上限を、最初に決めておく
この5つはすべて私の進め方です。
公式が書いているのは形式の条件までで、解く順番も時間配分も書かれていません。
TOEIC Part5に時間をかけすぎるとPart7が残る
リーディングは75分で100問です。
Part7だけで54問あります。
990点の私の見方では、Part5で時間を使いすぎることが、リーディングで最も多い崩れ方です。
ここは私の解釈であり、公式が時間配分について何かを書いているわけではありません。
ただし、リーディング全体のDirectionsに「できるだけ多く答えるように」という趣旨の記載があることは事実です。
TOEIC Part5の30問がリーディングに占める重さ
Part5の30問は、リーディング100問の30パーセントにあたります。
200問の全体で見れば15パーセントです。
この計算は当サイトで行いました。
TOEIC Part5を含むリーディング3パートの設問数
| パート | 公式の名称 | 設問数 | リーディング100問に占める割合 |
|---|---|---|---|
| Part5 | 短文穴埋め問題 | 30問 | 30% |
| Part6 | 長文穴埋め問題 | 16問 | 16% |
| Part7 | 1つの文書:29問/複数の文書:25問 | 54問 | 54% |
表は当サイトで作成しました。
Part7の54問は、公式の29問と25問を当サイトで足したものです。
リーディングの半分以上はPart7です。
TOEIC Part5の配点は公表されていない
設問数の割合は計算できますが、配点は公式に記載がありません。
ですから「Part5は何点分」という言い方は、公式の記述からは作れません。
公式はスコアについて、素点ではなく換算されたスコアを出すという趣旨の説明をしています。
TOEIC Part5について公式が書いていないこと
調べた範囲で、公式サイトに書かれていなかった項目を正直に並べます。
これらは公式が公表していないので、当サイトでも数字を作りません。
TOEIC Part5で公式が公表していない項目の一覧
- Part5の配点(何点分か)
- Part5に割くべき時間
- Part5の正答率の平均
- 品詞を問う設問と語彙を問う設問の比率
- 出題される文法項目の一覧
- 1文あたりの語数
- Part5の攻略法や推奨される解き方
公式が示しているのは「30問」「短文穴埋め問題」「4つの答えから選ぶ」という形式だけです。
TOEIC Part5の文法項目は公式に一覧が無い
市販の教材には文法項目の一覧が載っていることがあります。
しかし、公式サイトにはそうした一覧は見当たりません。
990点の私の見方では、公式が公開しているサンプル5問が、形式を確かめる唯一の一次情報です。
ここは私の解釈ですが、5問から出題項目の全体像を語ることはできません。
TOEIC Part5のよくある疑問を公式の記述だけで答える
ここでは公式の記述だけで答えられる疑問を並べます。
公式の記述で答えられないものは、答えられないと書きます。
TOEIC Part5は何問ですかという疑問
問題数は30問です。
形式は毎回同じという公式の記述と合わせると、毎回30問ということになります。
TOEIC Part5に音声はありますかという疑問
Part5はリーディングセクションに属します。
公式はリーディングを「印刷された問題を読んで設問に解答」と説明しています。
TOEIC Part5は何分で解くべきですかという疑問
公式はパートごとの時間配分を示していません。
示されているのはリーディング全体の75分だけです。
したがって、公式の記述からは「Part5は何分」という答えは作れません。
TOEIC Part5に日本語訳の設問はありますかという疑問
テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。
これはテスト全体についての記述なので、Part5にも当てはまります。
TOEIC Part5を正しく理解するための要点
この記事で確認した公式の記述を、もう一度だけ並べます。
- Part5の公式の名称は「短文穴埋め問題」であること
- 設問数は30問であること
- リーディングセクション(75分間・100問)の最初のパートであること
- 不完全な文章を完成させる形式であること
- 選択肢は4つであること
- 抜けているのは単語または句であること
- 設問番号は101番から130番までであること
- 出題形式は毎回同じであること
この8項目が、公式がPart5について公表しているほぼすべてです。
TOEIC Part5のサンプル問題は公式サイトで公開されている
公式のサンプル問題のページでは、5問の設問と選択肢がそのまま読めます。
解答欄の表示と、正解・不正解の判定もページ上で行えます。
公式サンプルは無料で公開されており、申込をしていなくても閲覧できます。
形式が毎回同じである以上、ここで確認した形がそのまま本番の形になります。
TOEIC Part5と一緒に確認しておきたいページ
Part5はリーディングセクションの一部なので、セクション全体の形も合わせて見ておくと位置関係がはっきりします。
テストの種類そのものを確認したい場合は、TOEICの種類は5つ|公式が並べているテストの違いを時間・問題数・スコア・受験料で比べるを参照してください。
TOEIC Part5の選択肢には2つの並び方しかない
公式サンプルの5問を見ると、選択肢の並び方が2種類に分かれています。
1つは、同じ語源の語が形を変えて4つ並ぶ形です。
もう1つは、意味の異なる4つの語が並ぶ形です。
TOEIC Part5のサンプルで同じ語の形が並ぶ設問
No.101とNo.103が、この形にあたります。
No.101では、ある語の名詞形・動詞の3人称単数形・動詞の原形・過去分詞形が並んでいます。
No.103では、形容詞形・名詞形・動詞形・副詞形が並んでいます。
選択肢が意味ではなく形で分かれているので、問われているのは文中での働きです。
990点の私の見方では、この型は空所の前後だけで決まることが多い設問です。
ここは私の解釈であり、公式がそう説明しているわけではありません。
TOEIC Part5のサンプルで意味の違う語が並ぶ設問
No.102・No.104・No.105が、この形にあたります。
No.102では、意味の異なる前置詞と接続詞が並んでいます。
No.105では、意味の異なる形容詞が4つ並んでいます。
この型では、文の意味が取れないと選べません。
5問のサンプルのうち3問がこの型である点は、公式ページで確認できる事実です。
ただし、30問の本番でこの比率になるとは公式に書かれていません。
TOEIC Part5は1問が1文で完結している
公式の説明は「不完全な文章を完成させる」です。
サンプルの5問も、それぞれ無関係な内容の文になっています。
TOEIC Part5は途中で飛ばしても後に響かない
設問が独立しているということは、1問を飛ばしても他の設問に影響しないということです。
Part6やPart7では、同じ文書の中で複数の設問が作られます。
990点の私の見方では、この独立性がPart5を「捨てやすいパート」にしています。
読むべき文章が1文しかないので、分からなければ次へ進む損失が小さいからです。
ここは私の解釈であり、公式が飛ばし方について何かを書いているわけではありません。
TOEIC Part5とPart7で読む量が違う
| パート | 1つの設問で読む対象 | 公式の表記 |
|---|---|---|
| Part5 | 1文 | 不完全な文章を完成させるために |
| Part6 | 1つの長文(設問4問で共有) | 各長文には設問が4問ずつある |
| Part7 | 1つまたは複数の文書 | いろいろな文書が印刷されている |
表は当サイトで作成しました。
1問あたりで読む量が最も少ないのがPart5です。
TOEIC Part5がリーディングの最初に置かれている
公式の表では、リーディングセクションはPart5から始まります。
Part6、Part7という順番も公式の表のとおりです。
TOEIC Part5から解き始めなければならないとは書かれていない
問題用紙にPart5が先に印刷されているのは、公式の表から分かります。
ただし、どのパートから解くべきかについて、公式は何も書いていません。
リーディング全体のDirectionsにあるのは、制限時間内にできるだけ多く答えるよう促す趣旨の記載だけです。
講師として見ると、解く順番は受験者が決めてよい領域だと読めます。
ここは私の解釈ですが、当日の行動については公式の禁止事項のページも合わせて確認しておくのが確実です。
TOEIC Part5の解答は問題用紙とは別の用紙にマークする
解答はすべて、問題用紙とは別の解答用紙に記入します。
これはリーディングセクションにも当てはまります。
Part5のDirectionsでも、解答用紙のA・B・C・Dのいずれかにマークするよう指示されています。
問題用紙に印を付けただけでは解答したことになりません。
990点の私の見方では、印を付けて後でまとめて塗る進め方は、時間切れのときに一番損をします。
ここは私の解釈であり、公式がマークの仕方の手順について何かを書いているわけではありません。
TOEIC L&Rは、マークシート方式の一斉客観テストです。
TOEIC Part5は選ぶだけで完結する形式である
記述式の解答欄があるという記載は、公式のどのページにも見当たりませんでした。
Part5で求められるのは、4つの選択肢から1つを選んでマークすることだけです。
空所に自分で語を書き込む形式ではありません。
この点は公式のテストの形式と構成のページに明記されている条件です。
選ぶ作業だけで完結するという形式は、Part5からPart7まで共通しています。
この記事で使ったTOEIC Part5の一次ソース
この記事の事実部分は、次のページだけを根拠にしています。
数字や制度は変更されることがあります。
受験や申込の前には、必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。
IIBCの図表は転載しておらず、表はすべて数値だけを借りて当サイトで自作しています。

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