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TOEIC解答は公表されるのか|公式が問題と正解を出さない理由と自分で確かめられる範囲

TOEIC解答は公表されるのか|公式が問題と正解を出さない理由と自分で確かめられる範囲
TOEIC解答は公表されるのか|公式が問題と正解を出さない理由と自分で確かめられる範囲

この記事は、TOEICの解答=公開テストの正解や問題が公表されるのかを、TOEIC Programを運営する一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の公式サイトと、公開テストのよくあるご質問だけを使って書いています。

扱うのは、TOEIC Listening & Reading Test(L&R)の公開テストです。

公式に無かったことは、無いとそのまま書きます。

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【結論】TOEIC解答は公式に公表されない

正解も問題も公表されません。

IIBCのよくあるご質問は、「答え合わせはできますか?」という問いに「試験問題・解答を公表していないため、答え合わせはできません。」と答えています。

問題用紙と解答用紙は、試験が終わるとすべて回収されます。

試験のあとで受験者に届くのは、正解の一覧ではなくスコアです。

知りたいこと公式の扱い
試験問題公表しない
正解(解答)公表しない
問題用紙の持ち帰りできない
解答用紙の持ち帰りできない
自分の結果スコアと項目別正答率で届く

表は公式のよくあるご質問と受験要領から当サイトで作成しました。

つまり、公開テストの答え合わせを公式の材料で行う方法はありません。

スコアがどう作られるかは、TOEICのスコア算出の仕組みにまとめました。↓

TOEIC解答が公表されない理由は公式の1文

公表しない理由も、同じよくあるご質問の中に1文で出ています。

原文は「TOEIC L&Rではスコアの同一化(イクエイティング)という統計処理を行っているため、問題用紙を回収いたします。」です。

イクエイティングのやり方は、IIBCの「TOEIC Programはどのようにつくられるか」というページが述べています。

新しいテストを作るときの手順は、公式の説明を並べると次の3つです。

  • 以前に実施した問題のごく一部を新しい問題の中に織り込む
  • スコアを出すときに新旧のテストを比べる
  • 難易度によってスコアにブレが生じないように調整する

難易度でスコアがぶれないようにする調整で、公式はこれでスコア基準の不変性を確保するとしています。

過去の問題の一部が次のテストに入る以上、問題と正解を外に出さない作りと結び付いている、と読めます。

この結び付けは、FAQの理由の1文とイクエイティングの説明を当サイトで重ねたものです。

別のFAQでは、公開テストの問題は回ごとに新しく作られ、団体特別受験制度(IPテスト)には過去に公開テストで使われた問題が使われる、とも答えています。

問題用紙の持ち帰りを尋ねるFAQの答えは「TOEIC programの試験問題は非公開のため、問題用紙の持ち帰りはできません。」でした。

TOEIC解答と問題用紙は持ち帰れない

試験の日の時間割にも、回収の時間が組み込まれています。

実施試験問題用紙・解答用紙の回収解散
午前10:20〜12:2012:20〜12:3512:35(予定)
午後15:00〜17:0017:00〜17:1517:15(予定)

表は受験要領のスケジュールから当サイトで作成しました。

試験が終わってから解散までの15分が、回収にあてられる形です。

受験要領の禁止行為には、試験教室から問題用紙・解答用紙を持ち出す行為が入っています。

これは試験前・試験中・試験後を問わず禁止される行為の1つになります。

撮影・録画・録音・複写・通信にあたる一切の行為も同じ並びにあるので、問題をスマートフォンで撮って持ち帰ることもできません。

注意事項の全体は、TOEICの禁止事項の全部にまとめました。↓

TOEIC解答の代わりに届くのはスコア

正解の一覧が無いかわりに、公式は結果をスコアで返します。

テスト結果は合格・不合格ではなく、リスニング5〜495点、リーディング5〜495点、トータル10〜990点のスコアで、5点刻みで表示されます。

このスコアは正答数そのままの素点(Raw Score)ではなく、イクエイティングで出した換算点(Scaled Score)です。

公式認定証に載るのは、Your Score、Percentile Rank、Score Descriptors、Abilities Measuredの4つでした。

正答数の欄はありません。

時期届くもの
試験日から17日後インターネットでスコア表示
試験日から19日後デジタル公式認定証
試験日から30日以内紙の公式認定証の発送(発行を希望した人)

表はテスト結果についてのページから当サイトで作成しました。

日米の祝日の影響で遅れる場合がある、と公式は添えています。

試験日から19日後を目途に、「あなたへのアドバイス」として最新スコアに基づいたアドバイスや詳細なデータもオンラインで見られます。

TOEIC解答に近いのは項目別正答率

自分の出来をいちばん細かく見られるのは、Abilities Measured(項目別正答率)です。

リスニングで5つ、リーディングで5つ、合わせて10項目の正答率が示されます。

セクション公式の項目
リスニング短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
リスニング長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
リスニング短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
リスニング長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
リスニングフレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる
リーディング文書の中の情報をもとに推測できる
リーディング文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる
リーディングひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる
リーディング語彙が理解できる
リーディング文法が理解できる

表は公式認定証・デジタル公式認定証の形式のページから当サイトで作成しました。

自分の正答率はグレーの横棒グラフで示され、三角形の横の数字は同じテストフォームを受けた人の平均正答率です。

各項目の正答率は、別のテストフォームの受験者とは比べられません。

自分が別のテストフォームで受けたときの正答率と比べることもできない、と公式は添えています。

どの問題を間違えたかまでは分からず、見えるのは項目ごとの割合までになります。

正答率とスコアの関係は、TOEIC正答率は何問正解で何点になるのかにまとめました。↓

TOEIC解答の練習は公式のサンプル問題で

本番の正解は出ませんが、公式サイトのサンプル問題は正解がその場で表示されます。

答えを選ぶと「正解」「不正解」が出て、英語で正しい選択肢を示す1文が続く作りです。

Partサンプル問題の数
Part12問
Part24問
Part312問
Part412問
Part55問
Part64問
Part721問
合計60問

表は公式のサンプル問題のページを当サイトで数えて作成しました。

公式のよくあるご質問は、形式に不慣れなため実力を出し切れないことがあるとして、形式には事前に慣れておくことが望ましいと答えています。

もっと多く解くなら、ETSが本番と同じプロセスで作った問題を収めた公式問題集があります。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集の1と2は、テスト2回分(計400問)を収録。

最新刊は、公式TOEIC Listening & Reading 問題集 13です。

TOEIC解答用紙の記入の決まり

解答はすべて、問題用紙とは別の解答用紙(マークシート)に記入します。

問題は英文だけで、英文和訳や和文英訳の設問はありません。

Part問題数選択肢の数
Part16問4つ
Part225問3つ
Part339問4つ
Part430問4つ
Part530問4つ
Part616問4つ
Part754問(1つの文書29問・複数の文書25問)4つ

表はテストの形式と構成のページから当サイトで作成しました。

筆記用具は、HBの鉛筆(またはシャープペンシル)と消しゴムです。

ボールペンでは採点されません。

鉛筆以外で記入すると解答用紙のマークを正しく読み取れないため採点できない、とFAQは理由まで答えています。

ローマ字氏名のマークは、受験票に記載のとおりにするのが公式の決まりです。

試験日に12歳以下の人が受ける場合は、試験官が解答用紙の書き方を説明します。

マークシートの塗りつぶしが難しい人には、プライオリティサポートで使う拡大版解答用紙も用意されています。

TOEIC解答用紙の外に書いてはいけない

試験中は、問題用紙への書き込みと、解答用紙の所定欄以外への書き込みが禁止です。

FAQによると、書き込みにはメモを取る、線を引く、〇・×・レ等の印をつける、の全部が入ります。

理由は、テスト開発元のETSの基本方針で、カンニングや試験問題の漏洩につながる行為とされているためです。

試験開始前と終了後は、問題を見ることも解答することも禁止されています。

リスニング中にリーディングの問題を見る・解く行為も、その逆も禁止の対象です。

TOEIC L&Rはリスニング100問を約45分間、リーディング100問を75分間で解く前提で正しく能力評価ができるよう設計されている、とFAQは理由を添えます。

誤った解答は減点されません。

答えに迷った場合でもどれか1つにマークすることを、公式はすすめています。

TOEIC解答を外に出したときの対応

禁止行為には、再現された試験問題の全部・一部・概要を、インターネットやメール、講義などで第三者が見られる状態におく行為も入ります。

英語での再現に限らない、と公式は範囲まで決めています。

注意事項に違反した場合などに公式が行うことがある対応は、次の7つです。

  • 試験官による注意・警告
  • 試験途中での退場
  • 手荷物の確認
  • テストの採点をしない
  • 当協会またはETSが運営するテストの受験資格を剥奪する
  • 当協会またはETSが運営するテストのスコア(過去に受験したものを全て含む)をキャンセルする
  • 警察への相談・通報

過去のスコアまで取り消され得ます。

スコアをキャンセルした場合に企業・学校・団体から照会があると、そのことと理由が照会元に通知されます。

TOEIC解答についてよくある質問

TOEIC解答速報は公式から出るか

出ません。

公式は試験問題・解答を公表していないので、IIBCが出す解答速報はありません。

マークをAだけにそろえるとどうなるか

FAQによると、でたらめに印をつけても約4分の1、200問中の50問位は正答になります。

これをテスティングの専門用語でChance Scoreと呼びます。

それでも算出されるスコアは、4分の1の250点どころか6分の1にも満たない非常に低いものになる、というのが公式の答えです。

公式教材の正解なら見られるか

見られます。

公式教材のページは、トレーニング 2のリスニング編(380問)に別冊のスクリプト・正解・和訳、リーディング編(377問)に別冊の正解・和訳がつくと紹介しています。

本番の答え合わせはできなくても、公式教材なら自分で答え合わせができる、という分け方です。

IPテストの解答は公表されるか

IPテストの解答の扱いは、公式には載っていません。

IPテストの問題は過去に公開テストで使われたもので、評価基準は公開テストの実施時にでき上がっている、とFAQは答えています。

評価基準は公開テストと同じです。

TOEIC解答のまとめ

\次に読むならこの記事/

公式の記述だけで整理した関連記事です

⇧目次に戻る⇧

知りたいこと公式の答え
正解・問題の公表しない(答え合わせはできない)
公表しない理由イクエイティングを行っているため問題用紙を回収
問題用紙・解答用紙試験後にすべて回収・持ち出しは禁止
届く結果スコアと項目別正答率など
筆記用具HBの鉛筆(またはシャープペンシル)と消しゴム
正解が見られるもの公式サイトのサンプル問題・公式教材

表は当サイトで作成しました。

本番の正解は、公式からは出ません。

自分の出来はスコアと10項目の正答率で確かめ、問題の練習は正解の出る公式サンプル問題と公式教材で行う、という分け方になります。

あわせて読みたい記事を置いておきます。

公式認定証に載る項目はTOEICスコアレポートには何が載っているかにまとめました。↓

公式問題集の中身はTOEIC公式問題集は1冊400問でテスト2回分にまとめました。↓

参考文献

以下はIIBCが公開しているページです。

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