
この記事は、TOEICの公式eラーニングについて、TOEIC Programを運営する一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の公式サイトにある記述だけを使って書いています。
コース名・対象・トレーニングの名前・料金は、すべて公式ページの原文から取りました。
公式ページに無かったことは、無いとそのまま書きます。
【結論】TOEIC公式eラーニングは2コース
公式eラーニングは2コースです。
1つが「TOEIC 公式eラーニング 基礎編 Listening & Reading」。
もう1つが「TOEIC Listening & Reading 公式eラーニング」です。
名前が似ているので混ざりますが、公式が示している対象がはっきり違います。
| コース | 公式が示している対象 |
|---|---|
| 基礎編 L&R | 初中級者・初めて受験する方・500点突破を目指す方 |
| L&R 公式eラーニング | 全レベル・問題を多く解きたい方・さらなるスコアアップを目指す方 |
表は当サイトで作成しました。
どちらを選ぶかは、この対象の1行でほぼ決まります。
自分がどちらに当てはまるかを先に決めてから、中身の比較に進むのが早い順番になるでしょう。
TOEIC公式eラーニング基礎編の中身
基礎編は「7つの基礎スキル」からゼロで学習できる作りになっています。
カリキュラムはリスニングのPart 1〜4とリーディングのPart 5〜7を段階的に進む形。
練習テストも付いています。
つまり、基礎スキル → パート別 → 通しのテスト、という3段の階段です。
トレーニングは5種類
ディクテーション、チャンクでリピート、音でスピード確認、通してリスニング、通してリーディングの5つ。
このうち3つがリスニング側の作業で、2つが通しの作業になります。
付加機能として語彙バンク・弱点バンク・リスニングモードが用意されています。
基礎編は量より基礎の積み上げ寄りです。
500点を1回も越えたことがないなら、ここから入るのが素直な順番でしょう。
500点がどのあたりの位置かは、TOEICの点数の目安にまとめました。↓
チャンクでリピートという名前の意味
チャンクは意味のかたまりを指す言い方です。
文を単語ごとではなく、かたまりごとに追いかける練習ということになります。
公式ページはこの名前だけを出していて、1回の長さや回数の指定は示していません。
TOEIC公式eラーニングL&Rの中身
もう一方のL&Rコースは、約1,500問を搭載して約150時間の学びがあるとされています。
1ユニットは3〜5問という細かい区切り。
細かく切ってあるので、まとまった時間が取れない日でも1ユニットは進められます。
1,500問を3〜5問で割ると、ユニットの数はおよそ300〜500になります。
公式ページにユニットの総数は出ていないので、この割り算は当サイトで行いました。
トレーニングは8種類
ディクテーション、5W1H聞き取り、文脈類推、並び替え英作文、ミッシングセンテンス、速読、シャドーイング、応答リピートの8つ。
付加機能は弱点バンク・My語彙・例文集・リスニングモードの3つです。
基礎編の5種類に対して8種類あります。
並び替え英作文とミッシングセンテンスは、基礎編の側には無いものになります。
150時間という数字の意味
1日1時間なら150日、1日30分なら300日という量です。
公式ページは総量だけを示していて、この換算も当サイトで行いました。
受講期間を選ぶときに、この総量と自分が出せる時間を並べて見るのが現実的でしょう。
TOEIC公式eラーニングの料金は4段階
料金は2コース共通で、受講期間が4つから選べます。
| 受講期間 | 料金(税込) | 1日当たり |
|---|---|---|
| 1ヶ月(30日) | 10,780円 | 約359円 |
| 3ヶ月(90日) | 27,500円 | 約306円 |
| 6ヶ月(180日) | 38,500円 | 約214円 |
| 12ヶ月(365日) | 49,500円 | 約136円 |
金額と1日当たりの額は、どちらも公式ページに出ている数字です。
12ヶ月は1ヶ月の約4.6倍の金額で、日数は約12倍になります。
長く取るほど1日当たりが下がる作りなので、やり切れる期間かどうかが判断の軸でしょう。
公式ページには無料体験版の案内が置かれています。
有料で買う前に画面を触れるということ。
トレーニングの名前だけでは中身が想像しにくいので、先に触っておくほうが外しません。
8種類という数も、名前を見るだけでは多いのか少ないのか判断がつかない部分です。
TOEIC公式eラーニングと公式教材の違い
公式eラーニングは画面の中で音が鳴り、入力した答えがその場で採点される作りです。
紙の公式教材は音声をダウンロードして自分で再生し、答え合わせも自分でやります。
どちらも公式の側から出ているものなので、問題の作り方の筋は同じ。
違うのは、採点と管理を機械にやらせるかどうかという点になります。
弱点バンクは紙に無い機能
2コースのどちらにも弱点バンクが付いています。
間違えたものが自動でたまるので、復習する範囲を自分で決めなくて済みます。
紙の問題集で同じことをやるには、間違えた番号を手で書き写すことになるでしょう。
弱点バンクは紙では作れません。
公式が出している学習サポートの全体像は、TOEIC学習サポートは公式に何があるかにまとめました。↓
音声の扱いが変わる
紙の公式教材は音声をダウンロードして、自分の端末で再生する手順を踏みます。
公式eラーニングは画面の中で鳴るので、ファイルを探す手間がありません。
リスニングモードという付加機能も、2コースの両方に入っています。
通勤中に音だけ流したいときは、この機能が受け皿になるでしょう。
リスニングの時間と問題数は、TOEICのリスニングは約45分・100問にまとめました。↓
TOEIC公式eラーニングの受講期間の選び方
受講期間は申し込みのときに決める形です。
1ヶ月は30日、12ヶ月は365日という日数で切られています。
ここで迷ったときに手がかりになるのが、L&Rコースの約150時間という総量になります。
| 1日に出せる時間 | 150時間を終えるまでの日数 | 収まる受講期間 |
|---|---|---|
| 30分 | 約300日 | 12ヶ月 |
| 1時間 | 約150日 | 6ヶ月 |
| 2時間 | 約75日 | 3ヶ月 |
| 5時間 | 約30日 | 1ヶ月 |
公式ページに出ている数字ではなく、この表の日数は当サイトの計算です。
1日30分の人が1ヶ月を選ぶと、総量の10分の1で期限が来ます。
基礎編は総時間が示されていないので、同じ計算はできないという違いもあります。
そこは無料体験版で進む速さを測ってから決めるほうが安全でしょう。
TOEIC公式eラーニングから分からないこと
公式ページにスコアの伸び幅は出ていません。
受講者数も見当たりません。
解約の条件についても記述がありませんでした。
「何点上がるか」は公式が言っていない数字です。
受講期間が切れたあとの扱いも、このページからは読み取れないという状態になります。
ここを断定している情報は、公式ページ以外を根拠にしているということです。
TOEIC公式eラーニングを使う前に測ること
無料体験版があるので、買う前に測れるものが3つあります。
1つ目が、1ユニット(3〜5問)を解くのにかかる自分の時間。
2つ目が、ディクテーションのように手を動かす作業が続けられるかどうか。
3つ目が、自分の端末で音と画面が問題なく動くかという点です。
この3つは公式ページの文字をいくら読んでも分かりません。
逆に言えば、体験版で測れば受講期間の選び方まで決まるということになります。
本番のほうの時間配分は、TOEIC試験時間は約2時間という話にまとめました。↓
TOEIC公式eラーニングのよくある質問
2コースを同時に取れるか
公式ページに同時受講を禁じる記述はありません。
ただし勧めている記述も見つかりませんでした。
料金は税込か
公式ページは税込と明示しています。
4つの期間すべて同じ表記です。
スマートフォンで使えるか
公式ページに対応端末の記述は見当たりませんでした。
無料体験版で自分の端末を試すのが確実な確かめ方になります。
基礎編を終えてからL&Rへ進む形でよいか
公式ページにその順番を示す記述はありません。
対象の書き分けを読むかぎり、500点を越えたあとに量を増やす流れは筋が通ります。
TOEIC公式eラーニングのまとめ
\次に読むならこの記事/
公式の記述だけで整理した関連記事です
| 見るところ | 基礎編 L&R | L&R 公式eラーニング |
|---|---|---|
| 対象 | 初中級・500点突破 | 全レベル・さらなるスコアアップ |
| 問題の量 | 練習テスト付き(問数は公式ページに出ていない) | 約1,500問・約150時間 |
| トレーニング | 5種類 | 8種類 |
| 付加機能 | 語彙バンク・弱点バンク・リスニングモード | 弱点バンク・My語彙・例文集・リスニングモード |
| 料金 | 1ヶ月10,780円〜12ヶ月49,500円 | 同じ |
表は当サイトで作成しました。
料金は同じなので選ぶ軸は中身だけです。
どちらも無料体験版があるので、迷ったら両方触って決めるのが早い手順になるでしょう。
あわせて読みたい記事を置いておきます。
公式が出しているアプリはTOEICアプリは公式に何があるかにまとめました。↓
受けたあとに届くものはTOEICの公式認定証は紙が選択制という話にまとめました。↓
以下はIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)公式サイトのページです。
- TOEIC 公式eラーニング(IIBC公式サイト)
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