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英検3級とTOEICの対応は何点か|公式のCEFR対照で3級とL&Rスコアを並べる

英検3級とTOEICの対応は何点か|公式のCEFR対照で3級とL&Rスコアを並べる
英検3級とTOEICの対応は何点か|公式のCEFR対照で3級とL&Rスコアを並べる

この記事は、英検3級とTOEICがどの点数で対応するのかを、日本英語検定協会とIIBCの公式の記述だけで並べたものです。

使ったのは、英検CSEスコアのページ、3級の試験内容のページ、IIBCのCEFR対照表、IIBC『TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026』の4つになります。

公式に無い換算は、無いとそのまま書く方針です。

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【結論】英検3級とTOEICはCEFRのA1でつながる

英検3級はCEFRのA1にあたります。

日本英語検定協会が3級の受験者に表示するCEFRレベルは、A1だけです。

IIBCの対照表では、A1の最低スコアはTOEIC L&RのListeningが60点、Readingが60点です。

2つの公式の表をCEFRでつなぐと、英検3級に並ぶTOEIC L&Rの目安は各60点からという読み方になります。

見るところ英検3級TOEIC L&R
CEFRレベルA1(3級で出るのはA1だけ)A1
A1の入り口4技能総合スコア1400Listening 60点・Reading 60点
A2の入り口3級では算出されないListening 110点・Reading 115点

表は日本英語検定協会とIIBCの公式の数字から当サイトで作成しました。

TOEICの数字は技能ごとの最低スコアで、トータルの点ではありません。

TOEICの各テストとCEFRの対照表そのものは、TOEICとCEFRの対照表にまとめました。↓

英検3級とTOEICの直接の換算表は公式にない

英検3級を受けた人がTOEIC L&Rで何点を取るか、という直接の換算表は公式には載っていません。

英検CSEスコアのページにも、IIBCのCEFR対照表にも、相手の試験のスコアは出てきません。

両者が共通して使っているのは、CEFRという国際的な物差しです。

CEFRはヨーロッパ言語共通参照枠と訳され、外国語の熟達度をA1からC2までの6段階に分けた枠組みとなります。

英検協会の説明では、CEFRは2001年に欧州評議会が公開したものです。

つまり英検3級とTOEICの関係は、CEFRを間に挟んで読むしかないということになります。

英検3級をTOEICの点数1つに置き換えた数字は、どちらの公式にもありません。

英検とTOEICのどちらが難しいかの話は、TOEIC英検はどちらが難しいかにまとめました。↓

英検3級とTOEICのスコアの仕組みの違い

英検3級の合否は、英検CSEスコアという共通の尺度で決まります。

一次の合格基準は1103です。

一次試験はリーディング・ライティング・リスニングの3技能の合計で判定し、二次試験はスピーキングのスコアだけで判定する仕組みです。

二次試験の合格基準スコアは353になります。

英検協会は、各級の合格基準スコアは変動しないとしています。

項目英検3級TOEIC L&R
結果の出し方英検CSEスコアで合否10〜990点のスコア
測る技能リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングリスニング・リーディング
技能ごとの範囲各技能の満点550各5〜495点
全体の満点4技能で2200990点

表は日本英語検定協会とIIBCの公式の数字から当サイトで作成しました。

英検3級の満点は技能ごとに550で、一次の3技能を足すと1650、4技能では2200になります。

一次の1650は、550を3倍して当サイトで計算した数字です。

英検CSEスコアは、技能ごとに問題数が違っても各技能にスコアを均等に配分しているのが特徴です。

同じ正答数でも回によってスコアが変わるため、正答数から自分でスコアを出すことはできません。

スコアの算出には、Item Response Theoryという統計的な手法が使われています。

英検3級とTOEICをCEFRで並べた対照表

英検協会は、受けた級ごとにCEFRを出せるスコアの範囲を決めています。

3級で出るCEFRはA1だけです。

4技能総合スコアが1400〜1699ならA1、1700以上は「A1扱い」として表示され、1399以下はCEFRが表示されません。

英検3級の4技能総合スコア表示されるCEFR
1700〜2200A1扱い
1400〜1699A1
0〜1399表示なし(算出範囲の外)

表は日本英語検定協会の公式の図から当サイトで作成しました。

英検協会の図では、3級の合格スコアは4技能の合計で1456とされています。

A1の下限1400との差は56で、この差は当サイトで計算しました。

技能別のCEFRでも、3級でA1が出る下限はReading 380、Listening 342、Writing 316、Speaking 362です。

CEFRL&R ListeningL&R ReadingS&W SpeakingS&W Writing
B1275点〜275点〜120点〜120点〜
A2110点〜115点〜90点〜70点〜
A160点〜60点〜50点〜30点〜

表はIIBCのCEFR対照表から当サイトで作成しました。

IIBCの表の数字は、それぞれのレベルに対応する最低スコアを示しています。

TOEIC S&Wで見ると、A1の入り口はSpeakingが50点、Writingが30点になります。

英検3級とTOEIC L&Rの点数の目安

英検3級のA1をTOEIC L&Rに当てはめると、ListeningもReadingも60点がA1の入り口です。

A2の入り口はListening 110点、Reading 115点なので、その手前までがA1の帯になります。

合計の目安は120〜215点です。

120はA1の最低スコア60を2つ足した数、215はA2の手前の105と110を足した数で、どちらも当サイトで計算しました。

TOEIC L&Rのスコアは5点刻みなので、110の1つ下は105、115の1つ下は110という数え方です。

ただし、IIBCの表は技能ごとの最低スコアを示したもので、合計点の対照は公式には載っていません。

合計の数字はあくまで当サイトの目安として読んでください。

CEFRListeningReading合計
A160〜105点60〜110点120〜215点
A2110〜270点115〜270点225〜540点

表はIIBCのCEFR対照表から当サイトで作成し、合計の列は当サイトで計算しました。

TOEIC L&Rのスコアの範囲は、Listening・Readingとも5〜495点、トータルで10〜990点です。

A1の帯は、990点満点のうち下のほうの狭い範囲にあたります。

IIBCはTOEIC TestsでおおよそA1〜C1程度の英語力を測れるとしていて、A1はその一番下の段です。

TOEIC L&Rのスコアごとの評価の見方は、TOEICレベル別評価一覧表の見方にまとめました。↓

英検3級とTOEIC Bridgeの対照

IIBCは、TOEIC BridgeでおおよそA1〜B1程度の英語力を測れるとしています。

A1を細かく測れるのはBridgeのほうです。

CEFRBridge ListeningBridge ReadingBridge SpeakingBridge Writing
B139〜45〜43〜43〜
A226〜34〜37〜32〜
A116〜19〜23〜20〜

表はIIBCのCEFR対照表とDATA & ANALYSIS 2026から当サイトで作成しました。

TOEIC Bridge L&Rは、Listening・Readingとも15〜50点、テストスコアは30〜100点で、1点刻みです。

A1の帯はListeningが16〜25点、Readingが19〜33点で、A2の下限の1つ手前までを当サイトで数えました。

DATA & ANALYSIS 2026には、Bridge L&RとTOEIC L&Rのスコア比較表も載っています。

TOEIC Bridge L&R3040506070
TOEIC L&R〜120210265325400

表はIIBC『TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026』のスコア比較表から当サイトで作成しました。

この比較表は、日本で両方を受けた受験者のデータからTOEIC L&Rのスコアを予測したものです。

TOEIC L&Rのスコアとして対外的には使えない、とIIBCは注意を添えています。

TOEIC Bridgeのスコアの範囲は、TOEIC Bridge スコアは30~100点にまとめました。↓

英検3級とTOEICの試験の中身の違い

英検3級の一次試験は、リーディング・ライティングが65分、リスニングが約25分です。

二次試験は英語での面接で、時間は約5分になります。

英検3級の技能問題数中身
リーディング30問短文の語句空所補充15・会話文の空所補充5・長文の内容一致選択10
ライティング2問Eメール1・英作文1
リスニング30問会話の応答文選択10・会話の内容一致選択10・文の内容一致選択10
スピーキング音読と質問5つ面接委員1人の個人面接

表は日本英語検定協会の3級の試験内容から当サイトで作成しました。

リーディング30問とリスニング30問は、出題形式ごとの問題数を当サイトで足した数です。

TOEIC L&Rは、リスニングが約45分で100問、リーディングが75分で100問の合計200問。

測る技能で分けると、次の3つの並びになります。

  • 英検3級=リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能
  • TOEIC L&R=聞く・読むの2技能
  • TOEIC S&W=話す・書くの2技能

3級は、英検でライティングと面接が加わる最初の級です。

面接は、応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、コミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価されます。

英検協会は、3級の目安を中学卒業程度としています。

英検3級とTOEICで見る中学生の公式データ

英検3級の目安が中学卒業程度なので、TOEIC側の中学生のデータも並べておきます。

DATA & ANALYSIS 2026では、公開テストのTOEIC L&Rを受けた中学生1,613人の平均は564点でした。

内訳はListeningが323点、Readingが241点です。

学校で受けたIPテストのTOEIC Bridge L&Rでは、中学3年生1,119人の平均が59.0点となっています。

データ人数平均
公開テストTOEIC L&R・中学校1,613人564点
IPテストTOEIC Bridge L&R・中学1年987人47.3点
IPテストTOEIC Bridge L&R・中学2年1,397人54.5点
IPテストTOEIC Bridge L&R・中学3年1,119人59.0点

表はIIBC『TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026』から当サイトで作成しました。

英検3級の合格者の平均ではありません。

どちらも英検の級と結びつけた集計ではないので、英検3級の人の点数としては読めません。

学年が上がるほどBridge L&Rの平均が上がる、という並びだけが公式の数字から言えることです。

中学生がTOEICを受けられるかの話は、TOEIC中学生は受けられるのかにまとめました。↓

英検3級とTOEICについてよくある質問

英検3級はTOEICの何点にあたるか

公式の換算表は無く、CEFRでつなぐとA1、TOEIC L&RではListening・Readingとも60点からがA1という読み方になります。

点数1つに置き換える公式の数字はありません。

英検3級の次に受けるならBridgeか

どちらを受けるべきかを決めた公式の記述は無いので、測れる範囲で選ぶことになります。

IIBCの説明では、TOEIC BridgeはおおよそA1〜B1、TOEIC TestsはおおよそA1〜C1を測ります。

A1〜A2の段差を細かく見たいならBridge、というのが当サイトの見方です。

一次試験だけでCEFRは出るか

4技能総合のCEFRは、4技能すべてを受けないと表示されません。

一次試験の成績だけでは表示されない、と英検協会は明記しています。

技能別のCEFRは、2022年度以降の成績表で技能別スコアをもとに表示されるようになりました。

英検3級の合格基準は回ごとに変わるか

変わりません。

各級の合格基準スコアは固定されていて、3級は一次1103・二次353です。

一方で、同じ正答数でも回によってスコアは変わります。

英検3級とTOEICのまとめ

\次に読むならこの記事/

公式の記述だけで整理した関連記事です

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見るところ公式の数字
英検3級のCEFRA1(1700以上はA1扱い)
英検3級の合格基準一次1103・二次353
TOEIC L&RのA1Listening 60点〜・Reading 60点〜
TOEIC BridgeのA1Listening 16〜・Reading 19〜
直接の換算表公式には無い

表は日本英語検定協会とIIBCの公式の数字から当サイトで作成しました。

英検3級とTOEICはA1の段でつながると覚えておけば十分です。

合計点に直した120〜215点は、当サイトで計算した目安にとどまります。

あわせて読みたい記事を置いておきます。

TOEIC Bridgeの中身はTOEIC Bridgeとは何かにまとめました。↓

TOEIC L&Rの問題の数はTOEIC L&Rの問題数は200問にまとめました。↓

参考文献

以下は本文で使った一次ソースです。

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