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英検2級とTOEICの対応は何点か|公式のCEFR対照で2級とL&Rスコアを並べる

英検2級とTOEICの対応は何点か|公式のCEFR対照で2級とL&Rスコアを並べる
英検2級とTOEICの対応は何点か|公式のCEFR対照で2級とL&Rスコアを並べる

この記事は、英検2級とTOEICの対応を、日本英語検定協会とIIBCの公式ページだけを使って並べたものです。

英検2級の合格基準とCEFRの対応は英検協会の英検CSEスコアのページから、TOEICのCEFR対照はIIBCの対照表から取りました。

公式ページに無い換算は、無いとそのまま書きます。

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【結論】英検2級とTOEICはCEFRのB1で並ぶ

英検2級はCEFRのB1にあたります。

英検協会の対応表では、2級の受験者に表示されるCEFRはA2とB1の2つで、上限はB1です。

2級の合格基準スコアは一次試験1520・二次試験460なので、合格した人の4技能総合スコアは1980以上になります。

4技能総合でB1が出るのは1950からなので、2級に合格した人の4技能総合CEFRはB1という並びです。

この1980と1950の比べ方は、英検協会の2つの表の数字を当サイトで重ねて計算しました。

一方のTOEIC L&Rでは、B1の下限はListening 275点とReading 275点です。

比べるものCEFR B1の下限
英検2級を受けた人の4技能総合スコア英検CSEスコア1950
TOEIC L&R Listening275点
TOEIC L&R Reading275点

表は英検協会とIIBCの公式ページの数字から当サイトで作成しました。

英検2級とTOEICをCEFRでそろえると、Listening 275点以上・Reading 275点以上が同じB1の段に入ります。

英検2級とTOEICを並べる公式の物差しはCEFR

英検とTOEICは、測る技能も点数の幅も違うテストです。

両方の団体が共通して使っている物差しは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)です。

英検協会によると、CEFRは2001年に欧州評議会が公開した枠組みで、外国語の熟達度をA1からC2までの6段階に分けています。

IIBCは、TOEIC TestsでおおよそA1〜C1程度、TOEIC Bridge TestsでおおよそA1〜B1程度の英語力を測れるとしています。

英検2級をTOEICの何点と直接置き換える表は、英検協会のCSEのページにもIIBCの対照表のページにも載っていません。

そこでこの記事では、CEFRの段を真ん中に置いて、両方の公式の数字を左右に並べます。

CEFR英検でそのCEFRを算出できる級TOEIC ListeningTOEIC Reading
C11級490点455点
B2準1級・1級400点385点
B12級・準1級275点275点
A2準2級・準2級プラス・2級110点115点
A13級・準2級・準2級プラス60点60点

表は英検協会のCEFR算出範囲の表とIIBCの対照表から当サイトでまとめたもので、TOEICの数字は各段の最低スコアです。

B1の段の中身を英検協会のページから引くと、「仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる」というレベルです。

英検協会のページは、英検の4技能総合CEFRの判定が文部科学省の作業部会で示された平成30年3月版の「各資格・検定試験とCEFR対照表」に基づくとしています。

英検とTOEICのどちらが難しいかという切り口は、TOEIC英検はどちらが難しいかにまとめました。↓

英検2級とTOEIC L&Rの技能別の対照表

英検2級で表示されうるA2とB1の2段について、英検の技能別スコアとTOEIC L&Rの最低スコアを並べました。

CEFR英検 Reading英検 ListeningTOEIC ListeningTOEIC Reading
B1515496275点275点
A2436445110点115点

表は英検協会とIIBCの公式ページの数字から当サイトで作成しました。

英検の数字は英検CSEスコア、TOEICの数字はL&Rの各セクションのスコアで、どちらもその段の下限を示します。

英検2級のリーディングとリスニングは、それぞれ650点が満点です。

TOEIC L&Rのスコアは、Listening・Readingとも5〜495点の幅で出ます。

TOEICのB1は両方275点から

B2に上がると、TOEICの下限はListening 400点・Reading 385点に変わります。

英検協会の表でB2を算出できるのは準1級と1級なので、2級の受験者にB2は表示されません。

TOEIC L&Rの問題数と時間は、TOEIC L&Rの問題数は200問にまとめました。↓

英検2級とTOEICを合計点で比べない理由

IIBCの対照表に並んでいるのは、Listening・Readingそれぞれの最低スコアです。

対照表に合計点の欄は無い

275点と275点を足すと550点ですが、この550点は当サイトで足した数字で、IIBCの対照表が示す基準ではありません。

たとえばListening 350点・Reading 200点でも合計は550点になる一方、Readingの200点は表のA2の段(115点以上275点未満)に入ります。

この例の当てはめも当サイトで計算したものです。

英検2級と同じB1を目安にするなら、ListeningとReadingを別々に見るのが表の読み方に合います。

英検のほうも、成績表には技能ごとのCEFRが出る作りです。

英検協会によると、2022年度以降の成績表では、技能別スコアに基づいて技能別のCEFRレベルが表示されます。

英検2級とTOEICを4技能でそろえる

英検2級は、読む・聞く・書く・話すの4技能を測る級です。

TOEIC L&Rが測るのは聞く・読むの2技能なので、書く・話すはTOEIC S&Wの対照表を見ることになります。

CEFR英検 Writing英検 SpeakingTOEIC WritingTOEIC Speaking
B1472467120点120点
A241540470点90点

表は英検協会とIIBCの公式ページの数字から当サイトで作成しました。

TOEIC S&Wのスコアは、Speaking・Writingとも0〜200点の幅です。

英検2級のライティングとスピーキングも、各技能650点が満点になります。

4技能をそろえて英検2級と同じB1を目安にすると、TOEICではL275・R275・S120・W120の4つの下限が並びます。

TOEIC S&Wの中身は、TOEIC SWとは何かにまとめました。↓

英検2級とTOEIC L&Rの試験の形の違い

項目英検2級TOEIC L&R
測る技能読む・聞く・書く・話すの4技能聞く・読むの2技能
試験時間一次はリーディング・ライティング85分とリスニング約25分、二次は面接約7分約2時間
問題数一次は63問、二次は5問200問
結果の出方合否と英検CSEスコア10〜990点のスコア

表は英検協会とIIBCの公式ページの数字から当サイトで作成しました。

2級の一次試験のリーディングは、短文の語句空所補充17問・長文の語句空所補充6問・長文の内容一致選択8問です。

ライティングは英文要約1問と英作文1問で、リスニングは会話の内容一致選択15問と文の内容一致選択15問になります。

一次の63問は、この31問・2問・30問を当サイトで足した数です。

二次試験は面接委員1人との個人面接で、60語程度のパッセージの音読から始まります。

TOEIC L&Rはマークシート方式で、リスニング約45分・100問、リーディング75分・100問の構成です。

TOEIC L&Rに書く・話すは無い

英検協会は2級のページで2級の目安を「高校卒業程度」としていて、TOEIC L&Rのほうは級の区分が無く点数で結果が出ます。

英検2級とTOEICの合否とスコアの違い

英検2級は、英検CSEスコアで合否が決まる試験です。

英検2級合格基準スコア測る技能満点
一次試験1520Reading・Listening・Writing1950
二次試験460Speaking650

表は英検協会の公式ページの数字から当サイトで作成し、満点は各技能650点を当サイトで足しました。

英検協会の合否判定のページによると、各級の合格基準スコアは変動しません。

一方でスコアは各回の採点のあとに統計的な手法(Item Response Theory)で出すため、同じ正答数でも回によって変わります。

英検協会は正答数の目安は示せないとしたうえで、2016年度第1回の一次試験では、2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格した、というのが英検協会の示した数字です。

TOEIC L&Rの結果は合格・不合格ではなく、10〜990点のスコアで出ます。

スコアは5点刻みで、Listening・Readingの2つのセクションの点が合わさってトータルになる仕組みです。

「英検2級に受かった」と「TOEICで何点だった」は、性質の違う結果を並べていることになります。

英検2級とTOEICの平均スコアの位置

IIBCの『TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026』によると、2025年度のTOEIC L&R公開テストの受験者は755,473人でした。

2025年度 公開テスト平均スコアCEFR B1の下限
Listening337点275点
Reading279点275点
Total616点公式の基準なし

表は公式データから当サイトで作成しました。

平均はListening・ReadingともB1の下限を上回っていて、Readingの差は4点です。

差の4点は当サイトで計算しました。

公開テストの平均的な受験者は、セクション別に見るとB1の入り口あたりにいる、というのが当サイトの読み方です。

同じ資料で、高校内で実施されたIPテストの高校3年生(10,875人)の平均は、Listening 261点・Reading 183点でした。

英検協会の「高校卒業程度」は級の目安で、高校3年生の平均点を示したものではないので、この2つは並べるだけにとどめます。

スコアごとの評価の目安は、TOEICレベル別評価一覧表の見方にまとめました。↓

英検2級とTOEICの対応でよくある質問

英検2級はTOEIC何点と書けばいいか

英検2級をTOEICの点数に置き換えた公式の数字はありません。

CEFRでそろえるなら、B1の下限はL275点・R275点です。

英検は級の合否、TOEICは点数と結果の出方が違うので、2つは別々の結果として扱うことになります。

英検2級に落ちたときのCEFRは出るか

英検協会によると、2級を受けて4技能総合スコアが1728未満のときは、4技能総合CEFRは表示されません。

1728は準2級の合格基準スコアで、それ以上なら数字に応じてA2かB1が表示されます。

4技能すべてを受けないと4技能総合CEFRは出ません。

一次試験の成績だけでは、4技能総合CEFRは表示されない扱いです。

TOEIC L&Rは英検2級の代わりになるか

英検2級の代わりにTOEICを使えるかどうかの基準は、どちらの公式ページにも載っていません。

使えるかどうかは、提出先の大学や会社の要項で決まります。

英検協会は、2級が入試活用・単位認定・海外留学・社会人の英語力の条件として幅広く適用されるとしています。

英検2級は準2級プラスの上の級か

英検協会の2級のページでは、2級は準2級プラスまでつけてきた力を実生活の様々な分野で応用できる力を身につけている級という位置づけです。

英検協会の合格基準スコアの表では、2級の一次試験1520のすぐ下に、準2級プラスの1402が並びます。

英検2級とTOEICのまとめ

\公式の記述でもう一歩確かめる/

同じく公式の記述だけでまとめています

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見るところ公式の数字
英検2級の合格基準スコア一次1520・二次460
英検2級で表示されるCEFRA2とB1(上限はB1)
4技能総合CEFRのB1英検CSEスコア1950から
TOEIC L&RのB1Listening 275点・Reading 275点から
TOEIC S&WのB1Speaking 120点・Writing 120点から
英検とTOEICの直接の換算表公式には無い

表は英検協会とIIBCの公式ページの数字から当サイトで作成しました。

目安はL275点・R275点

合計の550点ではなく、ListeningとReadingを別々に見るのが公式の対照表の読み方です。

あわせて読みたい記事を置いておきます。

TOEICの点数ごとの目安はTOEICの点数の目安にまとめました。↓

TOEICが大学入試でどう使われているかはTOEIC大学入試の活用は786校中390校にまとめました。↓

参考文献

以下は本文で使った一次ソースです。

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